2015年4月23日木曜日
早くなった日の出
福岡は日の出の時刻が遅い、関東から来た人がその遅さを口にすることがある「福岡は夜明けがなんか遅いですね」。
早朝のテレビニュースで各地の様子が映し出されると東京などはすっかり明るいのに福岡はまだ暗いままだったりで狭そうな日本は実は広いものだと思ってしまうことがある。
最も遅いのは1月の上旬で午前7時23分だったろうか、それでも季節は進んで今や春から初夏に移ろうとしている、日の出の時刻もそう、今日の日の出は午前5時39分(40分?)なので1時間半以上も早くなった。
いつだったか、たぶん飲み会の席で日の出や日の入りで明るさが変わって街灯などが灯ったり消えたりする瞬間を目にするのはなんだか得したような気になる・・・と何かの話の中で友人に言ったことがある。
街灯に限らずマンションの通路の照明なんかが一斉にパーッと灯ったりとか。
「なんで得したような気になるのだ?」と訊かれて「いや、その瞬間を見れたから、他に特に理由はない」と答えると「そんなのお前だけだ」と笑われた、んん、そういうものか。
・・・まあいい(笑)。
添付の画像は今朝の日の出前約10分ほどの東の空、薄明のお陰でチープなスマホのカメラでもぼんやりと街の様子が写っているのがわかるだろうか。
そしてその画像の中央には橋が写っていて照明が3ヶ所ある、中央のだけが消えているのは消える瞬間を経た直後だからである。
同時に消えるのではない、時間差で順に消えるのだ。
はい、その瞬間を見ました、やっぱり得をした気分。
新聞配達のバイクが後ろからやってきて通り過ぎて行く、各家庭に朝刊が届けられ、多くの人が目を覚まし、街も人も本格的に動き出す前のひとときのこと。