2015年4月16日木曜日

砂埃舞う晴れた日なら

昼食を終えたサラリーマンが職場へと戻り始める時刻にこちらは仕事を終えて天神へ、今日は雨の心配もないので少しぶらぶら。

スタバで冷たいものを飲みながら少し休憩、スマホのメールに目を通す。

「天気がいいので時間があればバイクで観音崎まで行ったのに」・・・と、届いたメールの中には書いてあった、もっとも原文は「行ったのに」ではなく「転がしたのに」。

送り主は長い付き合いの横浜市民、以前はmixiで繋がっていたのだけれど、私が某年の秋分の日に退会した翌年の春分の日にその人も退会したらしい、とはいえメールやリアルでの付き合いはなおも変わることなく続いているのだが。

今日の横浜は晴れで、予報では夕方からは雲が出やすくなるのだという、ほら、黒潮を横切って雲が南から這い上がってきそう。

メールの中の観音崎、行ったことも無いくせに覚えがあるのは松任谷由実の「よそゆき顔で」という歌の中に登場する地名のせいか。

その歌、「砂埃りの舞う道の脇に小さなガソリンスタンドがある」・・・と、曲を頭から順に辿らないと思い出せぬ歌詞を順に追えば、サビの部分を越えて「砂埃りの舞うこんな日だから観音崎の歩道橋に立つ、ドアの凹んだ白いセリカが下を潜って行かないか」と観音崎に辿り着くはず。

そこにある美術館の傍にはゴジラの足型もあるという、数えるほどしか見たことがない太平洋と、縮尺ながら怪獣の足型もいつか見てみたい。

週末横浜に遊びに出ておいで・・・とサラリと言ってはくれるが、ちょっと遠くてそれは無理、久しぶり行ってみたいけれど。