発端は「カレーの匂いがする!」という一声、今の時期は空調に頼ることもなく仕事場は窓からの風を取り入れている、なので全開。
近くの店からなのだろう、カレーのいい香りが漂ってきた、ちょうどお昼時で鼻も敏感になっている時刻。
昼休みを迎えた仲間と仕事を終えて帰り支度の仲間とでカレーの話で盛り上がった。
「うちは伝統的に豚肉しか使わないみたい」
「ソースは入れるけど醤油ってのはないよ」
「ライスカレーなの?カレーライスなの?」
「レトルトも意外と美味しい」
「具の無いカレーっていうのもあるよね」
「30分以内で完食すればタダになるらしい」 (某カレー店の話)
「トマトなんて入れちゃうの?」
「魚入りっていうのはあったかな?」
「包丁人味平にカレー対戦の話があった」
「ボンカレーはレンジでチンだから鍋要らない」
「モツ入りは意外と旨い」
「すりおろしたリンゴを入れる」
「ミンチカレーならあっという間にできる」
「セロリは葉っぱも使えて捨てるとこがない」
「平べったい皿よりも深みのあるほうが・・・」
「福神漬けはいらないけどラッキョウはないと」
「あんまり辛いと舌が麻痺する」
「手羽元使うなら先に炒めておかないと」
「飲み水の温度にも拘るらしい」
「粉末スパイスだけっていうカレーの素を買ってみた」
「エスビーのほうが美味しいと思う」
「ガラムマサラを足してみた」
「カルダモンを足してみた」
「槇原敬之は温めてないレトルトをごはんにかけて食べるのが好きらしい」
「田舎カレーって何よ?」
思い出しただけでもこれだけ出てくる、みんなカレーが好きで生活に溶け込んでいる証拠なのだろう。
そこへ笑える話が登場、いつもと違うものが食べたくなってベビースターラーメンを混ぜてみたのだと言う、入れてすぐはポリポリしていて「カレー+ベビースターラーメン」だったのが、暫くの後だとふやけて一体となり「そういうカレー」に変化し、尚且つ美味しかったのだと言う。
そういえば某料理研究家の女性は正月明けに残ったおせち料理をカレーの中に入れてしまうとテレビで言っていた、黒豆も数の子も、残り物はとにかく全部入れてしまうのだけれど、出来上がったものはちゃんと美味しいらしい。
その女性曰く、カレーは組み合わせの幅がとても広く、いろんな食材が混ざってしまうのを許す料理なのだとか。
なるほど、ではベビースターラーメンで驚くこともないのか、現に美味しかったということですし。
私はせいぜいソースや酢を少量足すくらいだが、コーヒーやチョコを隠し味として入れるという友人もいる。
そうそう、「モツ入りのカレー」は意外と美味しいです、モツが嫌いでなければお試しあれ。