2017年7月31日月曜日

「目薬です」

先週の金曜日の深夜の話を今日の夕方に聞いた、友人はそろそろ日付けが変わろうかという時刻からムラムラと溜まったモノを発散させるべくポケットに数千円だけにした財布と小分けしたジェルをしのばせてヤリ部屋目指して外出したそうだ。

勝手知ったる狭い路地、迷路のような近道をすり抜けて片道20分ほどの目的地へあと数分という地点、暗い路地から街灯のある通りへ出るとタイミングが良いのか悪いかパトカーと鉢合わせ、友人は別に悪いことをしているわけでもないがつい足を止めてしまったのだと言う。

パトカーは友人の目の前をゆっくりと通り過ぎて停車、2人の警官が降りてきて「こんばんは、夜遅いですが今からどちらへ?」と声を掛けられた、いわゆる職務質問だ、任意なので拒否もできるが自分に疚しいことなど何も無いと自信を持って応じたのだが、「すみません、ポケットの中身を見せてもらってよろしいですか?」と訊かれ嫌だと言うのも変なのでどうぞと答えたが、財布はともかく小分けしたジェルを見て「これは何ですか?」と訊かれたそうだ。

確かに、これは何だろうと思うのが普通である、ちなみに、友人は100円ショップで買った女性が化粧水などの小分け用にする30ml程度が入るプラスチック容器を使っていたのだが、ライトで透かして透明なそれを不思議そうに見る警官にどう答えようか迷った挙句「目薬です」と答えたのだった。

それを聞いて可笑しくなって笑った、そうか、ひどくネバネバした目薬だな、しかも深夜の通りで大量に、わはは。

「コンドームも見られただろう」と訊くと友人は「持っていなかったから大丈夫」と言った、ジェルは持って行くのにコンドームは無いのかと言うと「ヤリ部屋で1個タダでくれるから」と答えるではないか、・・・そうなのか、無料でくれるところもあるのか。

まあ、それはよしとして、職務質問は15分ほどで終わったという、私が6月に受けた時は30分近くあれこれ訊かれたのだが(2017年6月4日のブログ)、人相の良し悪しからか、悪いことをしそうな雰囲気がぷんぷんだったのか、いずれにせよ念入りだった。

それで友人は良い出会いがあったのだろうかと思えば不発に終わったらしい、細い子ばかりで友人好みなムチムチした子がいなかったのだという、今週末に再挑戦だとのこと。

今週末か、こちらは台風の影響はそれほどないかもしれないが、雨が降る程度には崩れるかもしれない、天気と、車と、本物の不審者に気をつけて行くがいい。