福岡は連日の真夏日が続いている、今月に入って最高気温が30度を割ったのは大雨となった7日と8日の両日だけだが、気がつけばいつの間にかそんな暑さにも慣れてしまっている。
ただし、それは昼間の最高気温の話。
夜の暑さはどうにかならないかと思うほど不快だ、ここ数日は夜遅くなっても29度台でとにかく暑くて湿度が高い、宵の内から欠かせぬエアコンの室外機からはドレン管を通った水がポロポロと落ちている、朝までにどれだけの湿気が水に戻って流れているのやら。
昼間の暑さはピーク時さえ凌げばなんとかなると思っている、福岡は暑くなればなるほど海風が沿岸部からかなり遠い場所まで吹き込むので風通しの良い場所なら気温は高くても涼しいとさえ感じるからだ、実際、最も暑い午後1時台であっても北側に開けた場所で日陰に座っているとウトウトと眠くなることがあるからだ、その涼しさを誘う海風は帽子が飛ばされそうなほど強いこともある。
ところが、日が暮れる頃から風は弱くなり、辺りが暗くなって間もなくするとピタリと止んでしまう、カーテンがバタバタと音を立てるほど入り込んでいた風が無くなると室内は途端に汗が噴き出す暑いばかりの部屋と化す、そこで思うのだ、「ああ、エアコンの涼しさではなく昼間のような風が吹いていたらさぞ気持ちいいだろうな」と。
なのでもしエアコンがなければどうなるだろう、寝不足からわずか2日ほどでぐったりすると思う、体調崩しておかしくなりそう。
夜は熱帯夜から開放されたいなと思う、気温か湿度かどちらかでいいのでグッと下がってくれないか、早朝に仕事場へ向かう途中のコンビニは屋外側にびっしりと結露している、中は涼しく外は蒸し暑いのでそうなるのは自然のことだが、その結露たるや凄まじい、まるで雨で濡れたのかのよう、博多湾が抱えた温かい海水のせいもあるのだと思う。
そう、仕事へ向かう途中、まだ暗いうちの24時間営業のスーパーに飲み物を買おうと入ってみると肌のべたつきがサーッと消えて行く、レジで支払いを済ませて外に出た途端に冷えた肌や衣類に結露する、ベタベタのフニャフニャだ、不快なこと甚だしい。
約2週間後の8月7日は立秋か、暦の上だけは秋となる、早いなとは思うが残暑はさらに翌月まで続く。
しっかり睡眠をとって体調管理は怠りなきよう、暑中お見舞い申し上げます。>皆様