2017年7月19日水曜日

2個完食

日も暮れかけた時刻に姉のところへ行った、まだ寒い時期に隣の家に蟻道を見つけたのがきっかけで設置したシロアリ用の毒餌(シロアリハンター)がどうなっているかを確認したのだ(2017年2月7日のブログ)、ついでに隣の家の人に設置してもらっていた分も見せてもらった。

結果から書くと姉のところの毒餌には食いつきが全く見られなかったが、隣の家の蟻道に接触するような感じで設置していた3個のうち2個は完食状態で中は空っぽだった、容器を開けると驚いたシロアリが右往左往していて活動状況が極めて活発なのがよくわかった。

これにはおそらく渋々設置したであろう隣の住人も驚いていた、明日にでも追加で毒餌を買ってくるとは言っていたが、姉のところのものが5月に別の場所へ移動させても食いつきが全く見られないことから継続設置は2個に留め、使いかけの他の2個と新品の2個の計4個を隣家で使ってもらうことにした。

前回も書いたが効果は2年続くという品なので我が家のお古であってもまだまだ充分使える。

空っぽになった容器と入れ替えで新しい2個をそっと設置、その周りに軽く土を掛けて再び放置開始だ、次に確認するのは盆過ぎでどうだと提案するとそうしようと応じてくれた、新品の2個は少し離れた場所へ1個ずつ設置、これは別コロニーの存在を考えてのことである。

本当は隣の住人の問題なので一切口も出さず自発的に対処してほしいところではあるが、姉の住まいへ影響が出ると困るので今回はいろいろと口を挟むようにはしている。

さて、盆過ぎに再び毒餌の容器を開けてみて、空っぽになっているか、それを待たずしてシロアリの死骸が転がっているか、どちらになるだろう、いずれにせよそのコロニーが壊滅するのは間違いないだろう、そうなれば期待通りである。

本当は空っぽの容器内を動き回るシロアリを動画に撮ってアップしてみようかと思いはしたが、ゾワゾワと動き回る様子に卒倒されても困るので今回は止めておくことにした。

そう、虫嫌いな人や虫に不慣れな人にはグロレベルなのだ。

土の中のシロアリはお尻のところがやや茶色になってはいるがその名の通りに白く、働きアリと兵隊アリは生まれた後の成長過程でどちらになるかが決まり、生涯に10回以上の脱皮を繰り返しつつ成長し、ニンフと呼ばれる役目のものが羽アリとなって翔び立つ時は普通のアリのように色が黒く、王アリと女王アリは大きめで、本女王とは別に本女王に何か起きた場合の控えの女王がいて、寿命は10年を超える。

・・・という大雑把なシロアリの特徴を書いて本日は締めることにする。

一軒家にしろアパートにしろ、土台に近い木材部の劣化が激しかったり、初夏の昼下がりや夏の夕方や明け方に建物から羽アリが飛び立っていたりする場合は何かしらの対策をとらないと大変なことになると思われ、今一度よく観察されたし。>皆様