仕事場で仕入れたキュウリをお裾分けで渡すついでに甥っ子の部屋の様子を見に行った、なにせ放っておくとごみ屋敷になりかねない状況(2016年6月3日のブログ)を知っているだけに気になって仕方がない。
夕方に5kgもあるキュウリを手に提げて行ってみるとドアを開けて私の顔を見るとひどく驚いていた、なんだ、もうごみ屋敷になってしまったのか、それとも新しい女でもいるのか。
・・・中に入るとそのどちらでもなかったが、なぜそんなに驚くのだろう。
ちょうど晩メシを食っているところだった、最近までは私の姉(つまりは甥っ子の母親)のところで食わせてもらっていたのだが、ごちそうさまも言わないことに腹を立てた姉が「晩御飯は自分でしなさい」と相手にしなくなったのだ。
実の母親とはいえメシの世話になっておきながら「ごちそうさま」も言えんとは。
ということで甥っ子は自炊をしている、今日はレトルトのカレーか、カレーなのだが・・・なんと茹でた素麺の上にカレーをかけて食っていた、うどんやパスタにかけるのは知っているが素麺か、細すぎてブツブツ切れて食べにくくないのか。
麺が細くて柔らかいのでカレーを絡めてすするにしても頼りなくていまひとつだろうと訊けばあまり美味しくないという、カレーは米で食えというと米を切らしてしまったのでと言っていた。
ほら、自炊だとあれもこれも揃えておかないとうまくゆかないものだろう、何かひとつ作るにも必要なものは何種類もあるのだ。
野菜っ気がなかったので持って行ったばかりのキュウリを洗ったまま雑に切って皿に盛って出したのだが、マヨネーズやドレッシングがないという、そんなものは明日にでも買えと塩をパラッと振って食わせた。
甥っ子の素麺カレーを見てみると熱々の麺をそのまま使ったので下のほうが団子状になりかけていた、見るからに不味そうである、面倒でも水に晒してからでないと箸で持ち上げた時に麺もきれいに捌けないだろう。
まあよい、なんとかして食ってしまえばいい。
昼は買った弁当か仕事場近くの定食屋でまともなものを食っているらしい、野菜は足りているのだろうか、たくわん齧って「野菜を食べました」と言いそうな感じなのでやや心配ではある。
夏こそ、野菜は種類と量をしっかりと。