仕事からの帰宅後、今日は自転車でいつものディスカウントストアへ行った。
今日通ったルートには途中に1ヶ所だけ信号があり、私がそこへ差し掛かった時は歩行者用のそれが既に点滅を始めておりパッと赤に変わった、私の前には自転車に乗った多分若いであろう随分と体格の良い男性がいて信号の手前で止まった、青信号に切り替わるのを待っているのだ、私もそのすぐ後ろで同じように待っていた。
一見すると太っているようでいて、実は脂肪よりも筋肉で大きく、何かのスポーツをしているのがすぐに分かる重量感は見栄えを良くするのが目的の筋トレとは一線を画した骨格自体から違うスポーツマンのそれだった。
信号待ちの間はどうしても目が斜め下に行ってしまった、男性はウエストサイズが大きそうなハーフパンツを穿いて自転車に跨っていたのだが、少し前かがみになるだけで腰がのぞいてしまうのだ、いや、腰だけでなく尻まで見えてしまうのではないかというほどに。
そう、その男性が右手の先を右足のくるぶし付近に伸ばした時には尻の割れ目の始まりの部分がチラリと見えた・・・ような気がした、しかも腰からして既に毛深いのだ、これは筋肉太りな熊好きにはたまらない光景だったろうと思う。
固そうなパツパツの尻、分厚い肩、太いふくらはぎ、後ろからだったので顔は見えなかったが凄いなと思う、それと同時にそんな後ろ姿をジロジロと観察してしまう自分はなんとスケベなオヤジなのだろうと可笑しくなってしまう。
男性は筋肉が多いせいもあってか相当暑そうで、後頭部が汗でキラキラしていた、首もびっしょりで、メッシュのTシャツは濡れても色が変わらなそうでよくわからないが汗でびっしょりになっていただろう、男性の自転車の前カゴには飲みかけなのか2リットルサイズの緑茶のペットボトルがゴロリと入っているのが後ろからでもチラチラと見えていた。
信号が変わると男性は横断歩道を渡って右へ、私は左だ、ディスカウントストアはすぐそこなのだ。
いやあ、正に眼福、暑さも吹き飛ぶひとときだった。