2015年10月31日土曜日

慣れぬ子守で

午後にほんの2時間ほどだったが3歳児を預かることになった、実家町内の顔見知りのお宅の男児である、まあ、預かるといっても近所の散歩などで適当に時間を潰すだけなので楽勝だ。

・・・と、思っていた。

散歩コースは往復でたったの1km弱だ、行った先でおもちゃでも見て、アイスクリームでも食わせて、そして帰って来ようという計画だった。

3歳児と手を繋いでゆっくり歩く、低い目線からは大人とは違うものが見えるらしく時々止まっては指を差してはしゃぐのだ、たとえば捨てられたペットボトルの青いキャップや座っているだけの猫など。

猫の時は「たかちゃんがね、猫がね、・・・キャハハ!(←笑い)」というので「たかちゃんって誰だ?」と訊けば「たかちゃんなの」と答える、そうか、まあよい。

30分ほどかけて目的地に到着、ミニオンズに登場するキャラクターのおもちゃが気に入ったらしくそこで15分ほど遊んでいた、欲しいのかと訊けば欲しいという、高いものを買うと親が困るかもしれないなとも思ったが値札を見ると1,000円くらいなので買った、子守記念ということだ。

おもちゃの後はアイスクリーム、アレルギーは無いと聞いていたので少量であれば構わぬだろうと品選び、どれが良いかと本人に選ばせるとバニラを指差した、もっと派手な色のものを欲しがるかと思ったが違っていた。

脈絡のない話をしながらゆっくり食べ終わったところで急に眠たそうな顔になったので口の周りをきれいにして帰ることにした、急速に眠りに落ちてゆく3歳児、半分眠っているような感じで足元が不安定になっていたので抱きかかえて店を出た。

意外と重い・・・、起きている子供はこんなに重くないはず、眠っているから重く感じるのではなかろうか、ふと妖怪「子泣き爺」が頭に浮かんだ。

ズンズン歩くと目を覚ましそうだったのでゆっくり歩いて帰った、結局、預かってから1時間50分で帰り着いたので時間的にはちょうど良かった。

アイスクリームをシングルサイズで食わせたことを知らせ、先ほど買ったおもちゃを渡せば子守は終了、自宅に戻ると疲れがドッと出てきた、慣れぬ子守は疲れる、姪がオムツをしていた頃はしょっちゅう面倒を見ていたのでなんとも思わなかったが今は違う。

五十路のゲイである私に子供はいない、仮に私に子供がゲイでなかったら何歳で結婚し子供は何歳になっているだろう、今日の子は3歳児、傍で見ると親子に見えただろうか、いや、私の歳では離れすぎだろうからじいちゃんと孫か? うわぁ。

ああ、疲れた。