早いもので10月も半ばを過ぎた、朝晩は肌寒くなり風は乾いている、気が早いと思われるかもしれないがそろそろ姉や甥っ子はインフルエンザの予防接種をいつ受けるのだろうと考え始めている。
例年は11月に入ってすぐと半ば過ぎの2回だ、「姉や甥っ子の」と書いたのは私は受けないからなのだ、受けないというよりは受けれないと言ったほうが正しい、事前の問診で過去にインフルエンザの予防接種で発熱しぐったりと寝込んだことがあると申告すると接種不可だと言われるからである。
そもそも卵アレルギーでもないのに予防接種で体調を崩したのは何故なのだろう。
国はオセルタミビル(タミフル)とザナミビル(リレンザ)の備蓄を継続するという、その量は相当なものらしい、だがオセルタミビルには本当に効果が期待できるのであろうか、イギリスの大学による調査ではオセルタミビル服用により発症期間が0.7日短縮されるのを確認したというニュースをネットで読んだことがある。
たった0.7日・・・。
仮にその調査結果が正しいとして、これは効果があると言って良いレベルなのだろうか、私の感覚では効果なしという側に遥かに近い、そんなものを服用するよりも暖かくしてぐっすり眠るほうがずっと早く治りそうな気がするのだ、水分をしっかり摂って消化の良い物を適量食べてぐっすり眠る、たぶんこれが一番良いのではなかろうか。
しかも既に耐性を獲得している場合も多いらしい、ほら、敵も生きるのに必死なのだ(2015年9月26日のブログ)、まあ、ウィルスは細胞を持たず生命活動が無いので「生きる」という表現は正しくないのだけれど。
ところで風邪かインフルエンザなのかはっきりしない段階で発熱や体の節々の痛みを抑えようと適当に鎮痛薬(解熱剤)を服用するのは注意が必要、インフルエンザの時は逆効果になる可能性がある、どうしても服用するなら成分としてイブプロフェンやアセチルサリチル酸(アスピリン)を避けてアセトアミノフェンを選ぶのが無難である。
鎮痛効果は弱いと言われているが、私はそんなことはないと思う、睡眠不足で頭が痛い時などちゃんと効いてくれているし胃にも優しい、ちなみに私は「タイレノールA」という鎮痛成分がアセトアミノフェンだけのものを常備している。
アセトアミノフェンに他の成分を少量足して効果を高めたものも各社から出ている、常備する鎮痛剤を選ぶには価格以外にも成分に注目するのが良いと思う。