OCNモバイルONEをWiFiルーターで使って思ったことだが高速モードだとノートPCでのネットを見るのにストレスは全く感じないが、低速モードだと若干もたつくことがあって快適度もそれなりに低下する。
そこで誰でも思いつきそうな工夫をしてみた、無駄な広告をブロックして非表示にすれば余計な通信量が減って描画も減り表示はたとえ微々たるものでも速くなるはず。
そこで広告ブロックのアドオンを入れてみた、使用ブラウザはChromeでアドオンはメジャーな「Adblock」ではなく「uBlock origin」である、ブラウザが重くなることもないようでブロック機能もしっかりとして効果は高い。
広告ブロックに加えてもうひとつアドオンを追加した、圧縮プロシキだ、Chromeでは割と知られているものとして「Data Compression Proxy」があるのだが、今回導入したのはもう片方のもので「データセーバー(ベータ版)」というGoogle自らによるアドオンだ。
どちらもhttpでのデータを小さくするのを目的としたものでhttpsでは機能しない、逆に機能したとすればセキュアな接続でやりとりするデーターをプロシキサーバーを介する形で流すのは不安である、まあ、セキュアな接続でなくとも少しでも信頼できるサーバーを通したかったのでGoogle謹製を選んだ次第、ただし、ベータ版となっている。
LTE/3Gでの低速通信時にこういった圧縮プロシキは役に立つと思う、実際、今回Chromeに導入し使ってみた感想としてはサーバーのレスポンスさえ悪くなければ随所で読み込みが速くなったなと実感できたのが良い。
他のブラウザだと広告ブロックのuBlock originはFirefoxやOperaにも用意されているけれど、圧縮プロシキのほうはOperaだと自前の「Opera Turbo」があるのだがFirefoxには無さそうである、以前は「Janus」プロジェクトが立ち上がっていたのだが今現在は終了している、私が知らないだけで代替のアドオンなどが他にあるのかもしれないが。
工夫すると低速モードでもかなり快適にネットを見られるようになった、セキュア接続や動画などは手付かずなのだろうが、広告などの無駄を省いて画像のデータをコンパクトにするだけでいろいろと変わってくる。
モバイル環境が低速通信環境で、ちまちまとした作業が嫌いでなければ秋の夜長にブラウザの設定などを変えてみるのも面白いかもしれない。>皆様