今やメッセージアプリの定番であり年代によってはほとんどの人が利用しているであろう「LINE」、世界的に見ればそれほどではないかもしれないが日本国内では圧倒的なシェアである。
そのLINEから通話機能などを省いた超軽量版がいつの間にか国内でもインストール可能になっていた、なんとそのダウンロードサイズは1MByte以下、これならインストール後にやや大きくなっても大したサイズではないだろう。
先に書いた通り音声通話が省かれているので当然ビデオ通話もできない、ネット上の情報を見るとスタンプの直接購入やタイムライン表示もできないとなっている。
だが、それでいいのだと思う、こういった超軽量版こそが求めていたものだというユーザーはたくさんいると思う、開発元はそこに気付き、需要の見通しを立て、そしてアプリを開発し公開したのだ。
この抜け目のなさはたいしたものだと思う、競合アプリのひとつである「Viber」も肥大化するばかりではなく(2015年8月26日のブログ)こういったバッサリと機能を絞った超軽量版を出して欲しいものである、要らぬ機能でサイズばかり大きくなって不具合も増えるからコンパクトで動作も軽い古いバージョンのapkファイルを危険と知りつつ野良アプリとして勝手サイトからダウンロードして使う人が出てくるのだ。
純粋なメッセージアプリもシェアについては安泰とは言えなくなっているはずである、アプリサイズの圧倒的な差は別としても、使い勝手に大差ないのであればどれもLINEに対してネームバリューで下位に属するもののほうが多いのでユーザーを奪われかねない。
私はこれからもLINEを使うことはないけれど、こういった超軽量版の登場は素晴らしいし競合アプリにも拡がってほしいと思う。
スマホのメモリは湯水ではないのだ、いや、湯水とて貴重な資源か(汗)、いずれにせよ有限なので上手に使いたいものである。