2015年10月13日火曜日

飽食の時代の栄養失調

夕方に実家町内で出くわした鼻声な奥様(2015年10月6日のブログ)はまだ治っていなかった、あまりの治りの悪さに病院で診てもらったほうがいいと言うと先週行ったらしい、なんでも鼻をかむと血が混じるようになり、だんだんと酷くなって急にじわっと鼻血が出ていることもあり怖くなって耳鼻咽喉科に行ったという。

いろいろな検査の後の診断結果に本人も驚いたそうだが聞いた私も驚いた、なんとビタミンCが極端に不足していたのだという(!)、なんということだろう、本人は普通に食事をして野菜も食べているつもりだったのに壊血病と言えるくらいの不足ぶりだったらしい。

今時そんなこともあるのかと驚きである。

推測だがもうしばらく放っておいたら皮膚にアザが出始めて歯茎などからも出血し始めていたのではなかろうか。

満足に食事もできぬほど貧しいわけでもなし、本人は食が細いなりにも食べてはいたという、母親がそうなので子供も不足しているのではないかと病院に連れて行って検査をしたところ子供は問題なかったらしい。

ほぼ同じものを食べて暮らしているのに不思議なことである、子供は学校給食のお陰でセーフだったのだろうか、旦那はどうなのだろう、鼻声の奥様はあまり野菜や果物が好きではないのかもしれない。

結局、病院で処方してもらったのは毎食後1包ずつ飲むという顆粒のビタミン剤だけという状態、他は意識して野菜や果物を積極的に食べるようにと指導されたそうだ、ビタミンCなど食べ物やサプリで安く簡単に補えそうではあるが、一旦不足すると回復するまでにはしばらく日数がかかるのだと言う。

飽食の時代などと言われて久しいが、食べ物の栄養をしっかり意識しておかないと私もそんな状態に陥るかもしれない、用心しておこうと思う。