2015年5月3日日曜日

ワープした数分と新シーズン


早朝前の深夜帯から降り始めた雨は思ったよりもしっかりしたもので、しかも昼になっても降り止まない、福岡市の中心部はこの雨でも博多どんたくで賑わっているだろうか。

雨の人混みほど疲れるものはないので今日は出掛けず、他にはこれといった買い物も無く、こんな日はかなりの数が溜まっている録画済みの番組を観ることにした、このまま溜め込むとHDDを圧迫しそうだし。

録画済みで観ていないのはDlifeの「リベンジ」に「X-ファイル」、「エースをねらえ!」(懐かしい)、NHKの「ドキュメント72時間」に「世界ネコ歩きスペシャル」、そして映画「雨月物語」。

昼前から休憩を挟んで観始める、午後に「世界ネコ歩きスペシャル」を見ていると20分を過ぎる頃の猫とおばあさんのシーン、そのあたりから画面にノイズが目立ち始める、次第にギザギザで酷くなり、モザイクっぽさが強くなったところで画面が止まり番組が数分ワープした。

再生再開時のシーンは話の繋がりが不自然なあたりからだった。

原因はただひとつ、雨だ。

そう、この日は結構な雨脚で、閉めきった窓の外の雨音がザーッと聞こえるほどだったのだのだ、そうか、あの時間帯の録画だったのか。

梅雨時や激しい夕立などで年に何度か起きるBSの降雨障害、雨の降り方もそんな季節になったものだと思う。

結局、映画まで観終えることはできなかった、さすがにトータルで5時間近くというのには少々疲れてしまったので、映画はまた明日か明後日にでも観ることにした。

Dlifeから録画済みの番組の合間に予告編が入っていた、「ダメージ」の新シーズンが始まるというお知らせだった。

含みを持たせた思わせぶりな展開、そして、物語を今現在と、そこに至る過程のしばらく前とを切り替えながら見せつつ、結局は過去の展開は現在に追いついた時点で収束し結末を迎えるという独特な作りは毎シーズンとも良くできていると思う。

新シーズンの「4」も同じ作りだろうか、それも楽しみ。

このドラマの秀逸さはキャストにもよると思う、凄腕女性弁護士”パティ・ヒューズ”を演じるグレン・クローズ、そのパティの元部下”エレン・パーソンズ”を演じるローズ・バーンがハマリ役なのだ。

特にローズ・バーン、男勝りなアクションバリバリのクールな女というわけでも、魔性の女チックな妖しい美女でもない、そこが現実味に溢れていて時に生々しくてとても良いのだ。

過去のシーズンを知らなくても楽しめるのではなかろうか、興味があればまず第1話で味見などを。>皆様