2015年5月8日金曜日

自転車置き場の吸血鬼

私が住むマンションには自転車置き場が2ヶ所に分けて設けられている、何号室かでどちらの置き場を利用するかが決まる、私の場合は裏が生け垣を有した庭付きのお宅側の自転車置き場。

端まで明るい照明もあり、1台分のスペースも充分、空気を入れたりパンク修理に使えそうなスペースだって用意されている、使い勝手は大変良い。

ただ、吸血鬼がいる、蚊が多いのだ、「なんだ大袈裟な」と思われるだろうが刺されやすい体質だと少しの間に何ヶ所も刺されてしまう。

そして、今年はとうに蚊が飛んでいる。

部屋着のまま短い膝丈のパンツや半袖のまま自転車の手入れなどしようものならあちこち痒い思いをする。

なので虫除け対策をする、既に試してみたものはいくつかある、電池式のファンが回るタイプだったり、ぶら下げるだけのものだったり、蚊取り線香や虫除けスプレーなど。

まず、効果がはっきりしないと感じたものがある、それは電池式のファンが回るタイプ、ぶら下げるタイプ、そして天然ハーブのスプレー。

その3つは「もしかしたら効いているのかも・・・」と思わせる時もあったが、結局あちこち刺されてしまうので効果は感じられなかった、どれも数人が一斉に使用し、同じ場所に集まるのなら効き目が濃く(?)なって効果的なのかもしれないが。

有効だとはっきり分かるのは蚊取り線香とディートを含む虫除けスプレー、蚊取り線香は安定の効き目、どこに効果が拡がっているのかは匂いでわかるので風向きとの勘案もしやすい、ディートの虫除けスプレーは30分や1時間ならしっかり防いでくれる、だが、後からシャワーでも浴びて洗いたくなるのでそれが面倒な時は向かない。

肌に付着したままを放置した場合などの体に対する影響もあるのかないのかはっきりしないのも気になるし。

昨年の夏にデング熱のニュースが連日報道された、新しい患者があちこちで見つかり、東京の公園では大規模な蚊の防除作業まで行われた、あまり知られていない病気が故に一層人々の不安を煽り結構な騒ぎになったのを覚えている。

どうだろう、個人的には・・・ずっと昔からデング熱は日本にもあったのではないだろうか、家族にしろ友人にしろ子供の頃から「夏風邪は酷いよ」と言われて(聞かされて)いた、冬に風邪は付きものだけれど、夏の風邪は身体に堪えて長引くぞと言われていた。

事実、夏風邪をひいた時は意外と熱が高く、治るまで1周間くらい要していたような気がする、夏休み中だとわざわざ学校を休まなくて済むけれど、遊べる期間がぐっと減るので辛かったのだ。

その夏風邪とはデング熱だったのではないのか、今だからそう思う。

とにもかくにも、蚊はいろんな病気を媒介する、デング熱だろうと、単に痒いだけだろうと、刺されぬが吉である。

刺されやすい体質のかた、一応の対策を。