2015年5月19日火曜日

遠く見えるは相島


昨日とは一転、きれいな青空が広がった福岡、仕事を終えて帰宅すればまだまだ日が高くてベランダの手摺りに反射して目に眩しい、ふと思いついたのは洗濯でもして西日と北風に乾かしてもらうか、久しぶりに一周してみたい東区の端に行ってみるかの二者択一。

特に理由はないが今日は東区へのドライブを選んだ、志賀島(しかのしま)である。

行ったことがない人のために書いておくと、志賀島は「島」とはいえ砂州で繋がっているので陸路で自由に行き来可能な場所なのである、以前は毎月のようにドライブや海産物の買い物(サザエや干物)や食事で足を運んでいたのだが、福岡西方沖地震の影響でしばらく通れなくなったのを機にあまり行かなくなってしまった。

今でも危険だから行かなくなってしまったというわけではない、今は安全で全く問題はない、ただ、一旦サイクルが途切れてしまったら、結局そのままになってしまっただけである。

いざ志賀島へ、自宅を出て箱崎から箱崎ふ頭へ入り香椎かもめ大橋を渡って香椎浜を通り、さらに人工島を横切って海の中道大橋を渡って奈多から志賀島へのルートへ。

香椎を通って和白からのルートしかなかった昔と比べるとなんと近くなったものかと毎回思う、1時間半以上かかっていたものが30分ほどで行けるようになった、凄いことである。

奈多から雁ノ巣(がんのす)に移ったあたりから風が強くなってきた、全開の窓から時折ボウッと北寄りの風が入ってくる、日差しで車内が暑いのでちょうどよかった。

志賀島に入ったあたりをスタート地点として周回路を時計回りに進む、勝馬(かつま=志賀島の北の端あたり)から元のスタート地点に戻る途中のやや広いあたりで脇に寄り、ハザードを点けて運転席から腕を思い切り伸ばして助手席側の窓の外を1枚パチリ。

鮮明ではないが相島(あいのしま)が見えていたのだ、10代の終わりに1度だけ行ったことがある島、今はどうなっているだろう。

志賀島では車から降りずに本当にぐるりと一周しただけだった、だけど久々に潮の香りを嗅いでスッキリできてよかった。

帰りはやって来た道を逆に辿って自宅へ戻り、まだ明るく時間も余裕があったので・・・洗濯も済ませた、ベランダから空を見上げると飛行機雲が2本、天気が崩れる前に出やすいが明日は雨ではなく晴れるらしい。

外には干さずに室内干しにしたのだが、このブログを書いている途中で触ってみるとほとんど乾いている、冬とは随分な違い、この季節だと日暮れ直前からの短時間の室内干しでこんなに乾いてしまうとは。

志賀島の海を思い出してみる、今日が真夏のうだるような暑いだったら海の家の近くの海水浴場で泳いでいたかもしれない、いや、泳ぐというより水遊びか。

おっと、ここでひとつ注意を。

その海水浴場から西戸崎カントリークラブや海浜公園側の長く続く誰もいない浜辺を歩いていると波打ち際のペットボトルがサーッと沖に引かれるのを見たことがある、沖へ沖へと不思議なくらい遠くなって行く、離岸流だ、人の多い海水浴場なら助けも呼べるが、そうではない場所だと非常に危険で命にも関わる。

どこの海へ行こうとも、夏の海水浴シーズンはご用心を。>皆様