今のデスクトップPCは中古で買ったものだ、どこかの会社で使われていたであろう富士通の法人向けモデルである、型番で調べる限り7年ほど前に発売されたらしい。
本体側面に傷があるのと、OSとキーボードが付属していないこと、でも光学式マウスはおまけで付いていた、それでメモリ2GByte+デュアルコアで送料込み4,500円ほどだったので破格もいいところだ。
本体が安く買えたので真っ先にくたびれそうなHDDの換装用を1台買った。
到着日に早速日頃使い慣れたLinuxを入れ現在に至る、不具合は全く無い、若干消費電力が多いがフルパワーの状態が続いたとしても(まずそんな状況は起きないけれど)最大で1時間あたり5円ほどなので問題ではない。
その価格の安さを友人に自慢してみたら「なぜデスクトップなの?」と訊かれた。
何故・・・うん、何故だろう、ノートPCだったら中古は買わずに新品を求めてしまうのに。
据置型として使おうが本来想定されている通り可搬型として使おうがノートPCならば中古は求めない、欲しくてたまらなかったら高いなと思いつつも新品を買うだろう。
今のところは新品で買ったパナソニックの古いレッツ君(CF-R2)がいまだに現役で働いてくれるので買う計画はないけれど。
私の生活圏内には知っているだけでも7軒ほどの中古ショップがある、そのうち5軒に入ってみたことがある、各店共に取り扱い商品に得意分野のようなものがあって品揃えのジャンルにやや偏りがみられるが、かえってそちらのほうが面白い、どこも同じような店だと価格と商品の状態でしか勝負できなくなるので。
買ったものも幾つかある、冒頭から書いたデスクトップPCの他に、傘立て、AVケーブル、CD(これが一番多い)、ゲームソフト、鉄鍋(耐熱ガラスの蓋付き)、ステンレスの灰皿(仕事場用)、保温プレート・・・思い出すだけでそのくらいか。
買わないものもある、デスクトップPCと併せて書いたノートPCに、洗濯機や冷蔵庫、そしてなんといっても衣類や靴、バッグ類である、なぜだか抵抗があるのだ。
そして今、またもや中古でのデスクトップを探している、私が使うのではない、甥っ子が使うのだ、学生の時は学校で使っていたけれど、卒業してからは職場で使い、プライベートで使うPCは持っていないというのだ、その一方でiPhoneは登場した頃から使っている。
自分専用のPCもあったほうが何かと便利だと言うと興味が沸いたらしい、だが、飽きてしまったり使いこなせなくて埃を被ることも考えられるので新品ではなく中古を勧めた、自動車免許とりたての人がいきなり新車を買うのではなく中古から始めるのに似ている。
まあ、車の場合はぶつけて傷物にしてしまう可能性を危惧しているからというのが理由としては主だろうけれど。
なので私のPCと同じようにちゃんと使える中古をネットで探している、それなりに時間がかかるけれどお気に入りの1台を探すという作業は嫌いではない、寧ろ好きなほう。
探し当てた時は金ピカの宝物を発掘した気分になれるのだ。