2018年1月8日月曜日

安否確認しあえる繋がり

姉のところへ野菜を持って行った、葉物が異常に高いので仕事場で仕入れた糸島産のものを数種類お裾分けである、なにせ近所の店では安い店でもキャベツ1玉が300円もするのだ、それにつられてか菌類まで高い、夏場は1袋10円などという儲けがあるのかどうかこちらが不安になるほどの安値だったエノキタケも今は59円もする、ううむ。

姉は晩メシの準備中だった、大根と鶏の煮物を作りながら近所の人が救急車で運ばれたという話をした、お向かいに住む47歳の女性だ、発見したのは娘さん、電話をしても出ないので心配になって来てみたら倒れて苦しそうにしていたらしい、心機能の異常だったとか。

今までは母親が電話に出ないことがあっても忙しいのだろうと思うだけで特に何もしなかったが、今回はなぜだか胸騒ぎがしたのだと近所の人に明かしていたという。

虫の知らせか、不思議な話だが、とにかく無事でよかった。

独り暮らしの私も万が一の事態が起きた場合のことを考えはする、姉の近所の人のように心機能の異常だとか、脳の血管障害などで倒れてしまったらどうしようと考えるのだ、単に年齢の問題ではない、若くても突然死してしまう人はいる、年齢や性別に関わりなく独りで暮らす不安な点であるのは間違いない。

たとえば、以前に孤独死をした人の事例(2015年7月27日のブログ)が身近にあるだけに、そういった危うさは私にだって無縁ではないのだと思う、なので私は気の置けぬ友人と合鍵交換を果たしている(2015年6月23日のブログ)、亡骸を早く見つけて欲しいし、他の人の目に触れる前にエログッズは処分して欲しいからである。

合鍵交換とまではいかなくても、安否確認をしあえる仲を形成しておくのはとても意味のあることだと思う、同居人がいたり親と住んでいるのでなければ奥さんや子供がいるわけでもない、部屋にいる間は独りのままだ、そういった時の自力では助けも呼べぬ不測の事態に気付いてくれる人がいるのは有り難いなと思うのだ。

ただし、消防や警察への緊急通報には間に合わないので、それについては何かしらの策を講じることになる、たとえばボタンを押すだけでオペレーターに助けを呼べる装置だとかは金はかかるが設置していれば安心であろう。

プライベートは完全に独りの世界だというのは周りからの干渉がなくて楽ではあるが、その代わり孤独に陥りそれがゆえの危うさが生じる、なので、ある程度は外との繋がりも確保しておいたほうが良い、メッセージやメールだけにしろ、日頃からやりとりできる人がいたほうが良いのだ。