2018年1月25日木曜日

サバ缶を足すという食生活

今年に入って身近な地元組の友人とネットで繋がっているネット組との両方で糖尿を患っている人が数人いることが判明した、そのきっかけは様々である、健康診断結果の話の中であったりアプリ上での入院報告の中に糖尿について書かれていたりといった具合である。

ざっと数えてみると私の友人や知人で糖尿を患っている人は11人にもなる、なんという数だろう。

それぞれが中高年齢層に属していて、おまけに皆が皆ともに太めである、彼らには成人病が危惧される条件が複数揃っているのだ、なので細かくは訊きはしないものの、たぶん糖尿以外でも高血圧や脂質異常といった健康上の問題も抱えているのではないかと思うのだ。

全ての問題を一気に解決できればいうことはないのだが、それは今までの生活をぐるりと180度変えてしまわなくてはならなかったりで難しいことだと思う、思い切りすぎると無理が生じるて失敗する、なのでまずはどこか1ヶ所からの攻略というのは現実的だと思う。

そこでサバ缶の登場である、いや、イワシやサンマでも構わない、どこのスーパーでも安ければ100円程度で、そうでなくとも150円くらいで買える缶詰を1日に1食取り入れるのだ。

これが何の効果があるのかと言えば中性脂肪や悪玉コレステロールの低減に繋がるのである、それらが少なくなれば血液も流れやすくなり血管だって健康になるのではないか。

どこででも手に入る青魚の缶詰がどうしてと思う人もいるだろうが、そのありふれた缶詰にはたっぷりのEPAが含まれている、その量は高価なサプリメントの比ではない、このEPAには中性脂肪値等を下げる効果がある、まさに青魚パワーといったところ。

もちろん、そんな缶詰さえ食べていれば他は何を食べても良いのかといえばそうではない、あくまで今までのギトギトな動物脂込みの肉食の置き換えとして食生活に取り入れるから効果はあがるのだと思う、他は野菜もちゃんと食って、日々の適度な運動と酒やタバコを控えることだろうか。

とはいえ、毎日青魚の缶詰を食べるのは正直飽きてしまうだろう、煮付け、蒲焼き、醤油味、味噌味・・・、バリエーションはそれほど多くない。

だが、水煮なら味付けは自分次第である、サバの水煮缶など気持ち悪くて食べれないという人もいるだろうが、いやいや、これがレモンや粗挽き胡椒と共にマヨネーズで和えるとパンに挟んでも旨いのだ、トマト缶や水煮のミックスビーンズとコンソメ1個と一緒にチリトマト風に煮てもなかなかのものだし、炒めた玉ねぎやセロリと一緒に好きなカレールウで煮てサバカレーに仕上げても旨い。

米3合に対して小さじ1杯のみじん切りにした生姜と砂糖に、大さじ1杯の酒と醤油とサンマの蒲焼き1缶分をほぐして汁ごと入れて炊いたサンマの炊き込み飯も旨い。

日頃から魚よりも肉だという人は、この手軽な缶詰を上手に使って魚を食す割り合いを増やしてもらえたらなと思う。

サバ缶の場合、背ビレとその部分の骨を軽く箸で取り除いてから食うなり調理すると更に食べやすく旨くなる、参考までに。