2018年1月17日水曜日

馴染めぬ香り

何の番組だろう、通販のCMだったのかもしれない、とにかく健康に良いからとオリーブオイルにパンを浸して食っているのをテレビで見たのだ、非常に高品質なオリーブオイルらしい、美しい緑色をしていて香りはフルーティだという。

パンを浸して食うくらいなので、サラダにはいわずもがなたっぷりとかける。

元々オリーブオイルがあまり好きではない私にとっては凄い光景だ、健康うんぬんはさておいて、食品として独特な香りが苦手なのだ、オリーブオイルにもいろいろな産地と種類があって香りも様々らしいのだが、私にとっては良い香りというよりはカメムシの匂いを連想させるのだ。

さて、食品として優れた油であると言われるオリーブオイルを積極的に食すことは果たして本当に体にとって良いことなのだろうかという疑問が私にはある、悪玉コレステロールを低下させるらしいのだが結局のところ油は油ではないのか、体内に取り込まれた後は他のコーン油や米油、菜種油とはどう違うのだろう。

まあ、難しい話はさておいて、私にはオリーブオイルと同じように馴染めぬ香りの食材というものがいくつかある、最近よく見かけるパクチーがその筆頭だ、サラダに使われていることも多く、好きな人にはたまらないらしいが、私はその強烈な風味で鼻が詰まってしまうのだ。

カレーの香辛料のうち(コリアンダー)として使われる分にはなんともないのだが、生のパクチーとして前面に押し出されると苦手なのだ。

そう、今日の午前中に副食材卸業の営業さんから試供品としてもらったパクチードレッシングがまさにそれである、パートさんには1人を除いて好評だったが、私は馴染めなかった。

シェーブルチーズもそうだ、ヤギの乳から作ったチーズだ、私の友人はライ麦パンにそれを乗せて食べるのが好きだという人がいる、見ていると旨そうに食うのだ、思わず私も食ってみたいという気になるのだが、実際に食うとそのチーズに匂いに咀嚼が止まる。

慣れぬものは食うなと体が拒否しているのだろう。

試供品でもらったパクチードレッシングは気に入ったというパートさんにあげた、体に良い食品でも馴染めぬものに頑張ったりはしない、慣れ親しんだ日頃の食材の中から選んで食うことにする。

それにしても珍しきその品々は偶然にもなかなかの価格だった、オリーブオイルは3000円ほどの品だったし、パクチードレッシングは一般的なドレッシングの倍だったし、シェーブルチーズは150gほどで2000円近い品。

鼻や舌が拒否するまえに財布が拒否しそうである。