2017年5月27日土曜日
昼メシはいまひとつだったが
昼過ぎから志賀島までドライブに行った、昨日誘ってくれた友人と、そのお連れさん(友人の恋人)との3人である、ついでに友人がテレビで見たという店で昼メシをということで楽しみにしていた。
気温はそこそこだが日差しは高くて鋭い、エアコンよりも窓からの風のほうが気持ちよかったので喋りつつ景色も楽しみつつ仕事場のある中央区から博多区を横切って東区へと入りアイランドシティを通って奈多から志賀島へと向かった。
まずは腹拵えということで目当ての店でテレビで紹介されたらしい定食を注文した、結果から言うと刺し身は旨かったが一番のウリらしい煮付けが不味かった、味が濃すぎるし火の通しすぎで身が硬いのだ、これは他の2人も同じ意見で値段相応の満足度は得られなかったので誰にもお薦めはできない、まあ、それでも腹いっぱいにはなったけれど。
潮見公園では西戸崎方面の展望を1枚パチリ、だが、ネットで見る画像のようには上手に撮れなかった、私たち以外では自転車で来ていた人がチラホラ、結構な上り坂なのに、きつかったろう。
勝馬のあたりで車を降りて浜辺へ、正午からすればだいぶ傾いてはいるが快晴の海辺なので日差しは強烈、半袖の袖口を境に上は白く下は黒く、はっきりと焼けてしまった。
そんな浜辺に座ってのんびりと話をすること約1時間、友人のお連れさんは顔に帽子を乗せて仰向けになり寝てしまった、そういえばこの2人と会うのは半年ぶりくらいではないか、なぜ急に誘ってくれたのだろうと思ったら来月末に県外へ引っ越しをするのだというではないか、県外とはどこだと訊けば大阪なのだという、今の仕事はもちろん辞めることになる。
どういったいきさつなのかは特には訊かない、そのうち詳しく教えてくれるだろうと思っている、大丈夫なのかと訊けば大丈夫だと答えた、だから大丈夫なのだ。
とにかく何か凄い決心をしたようで、その新生活を大阪でということなのだ、他所の土地で暮らしたことのない私にとってはとてつもないことのように思える。
浜辺でくつろぐ他の人に頼んで3人並んでの記念画像を1枚撮ってもらった。
勝馬で折り返し志賀島をグルリと回り終える手前で一旦車を停めて海側をパチリ、遠くに微かに見える松林と浜辺は15年ほど昔にこの3人で泳ぎに行った場所である、懐かしい、汗が滴るような暑い夏の昼下がり、弁当とクーラーボックスに凍らせた飲み物をぎっしり詰め込んで泳ぎに行ったのだが、浜辺に着いても飲み物が全然溶けておらず焼けた砂の上に飲み物を並べて30分ほど溶けるのを待った記憶がある、弁当は忘れなかったのに箸を忘れていたり、何をしているのだろう私たちは、可笑しい。
これから梅雨に入るのでこの3人でのドライブの機会はもうないかもしれない、引っ越し迫ればそちらに忙しくなるだろうし。
帰りは助手席に座らせてくれた、昼メシはいまひとつだったが、遠くへ行ってしまう前にのんびり話せたのはよかったし楽しかった。
ドライブは無理でも、昼メシなり晩メシなりで会えればいいなと思う。