夜になって花火の音が響いてきた、耳だけでなく腹に響く感じなので距離はそう遠くない、どこだろうかと調べてみたら福岡市東区にある国営海の中道海浜公園だった、「海の中道芸術花火(うみなか花火)」というらしい。
ほほう、知らなかった。
なんでも博多湾パノラマ広場というエリアが整備されたそうで、そのオープン記念での催しらしい。
公式サイトが繋がらないのでローチケHMVのサイトで確認してみると会場マップが大雑把すぎてよくわからないがリムジンバスとプレミアムエリアや芝エリアといった有料ゾーンの設定もあるようだ。
花火大会といえば打ち上げ時刻に合わせてわらわらと寄り集まってはぎゅうぎゅうの汗びっしょりで楽しむものという概念があるので有料うんぬんのシステムと価値はいまひとつよくわからないが時代に合わせて花火の楽しみ方も変化するのだろう。
そういえば今年は百道浜(ももちはま)の花火大会が復活するそうだ、私は中止になる最後の年に行ったのだが、あれはいつだったろうか、もう10年以上前のことだ。
その百道浜の件についてRKBの公式サイトを見てみるとやはり有料エリアの設定があり、プレミアム席は飲み物と軽食付きで7,000円か、高いような気もするがゆっくり座って楽しめるのであれば年に一度のことだしあり得ない価格設定とまでは思わない。
とはいえ、私が花火好きだとしても買わないが。
うみなか花火の音が途絶えて1時間以上は経つ、JR以外のマイカーやバスで雁の巣や奈多、和白のあたりはまだまだ渋滞しているだろう、昔と違ってアイランドシティ(香椎の人工島)ができたお陰で雁の巣から海の中道大橋を通ってそこを経由し福岡市東区の香椎や名島、貝塚、箱崎あたりへは帰りやすくなり、つまりはそこから更に西や南への移動も楽になったので必ず和白を通らないと帰れなかった昔ほどの渋滞にはならないだろうけれど。
まあ、そんな昔のままの道路事情ならば花火大会など実現どころか計画もされないだろうとも思うが。
本格的な花火大会のシーズンはもう少し先だが、県内各地でポツポツと始まるのが今月からなのだ、一時期減っていた件数も徐々に戻しつつある、花火好きなかたには嬉しい季節なのだろう。