2017年5月25日木曜日

オージーライス


仕事場で自分用とパートさん用、そして姉用にと大量に安いサニーレタスを仕入れたので1日に1袋(1株)を1週間分ということで夕方に姉の所へ7袋持って行った。
「こんなに!?」と驚かれたが。

そこで珍しいものを発見、米だ、オージーライス=オーストラリアの米なのだ、甥っ子がネットで見つけて買ったもので「ためしに食べてみてね」と言ったそうだ、・・・まずは自分で食って旨ければ持ってくればいいのにとは思うが。

それはともかく量が凄い、小分け5kgが6袋のトータル30kg、それで送料と税込みで7,000円台半ばというから安いなと思う、とても1人では食べきれないので私が1袋貰い、姪っ子にもお裾分けするそうだ。

姉は食べ始めてから今日で4日目、味はどうだと訊けば「うーん」という微妙な反応、私も興味があったので飯が炊けるのを待って茶碗に半分ほどを食ってみた、うん、なるほど、「うーん」なのだ。

決して不味い米ではないが、新米のような香りはない、どちらかと言えば古米に近い、粘りは少なめで炊きたてこそひとつに纏まるが、前日の残りをラップに包んで冷蔵庫に入れていたものを皿に乗せて箸で突くとパラパラと崩壊した、レンジで加熱するとある程度の粘りは戻ってきたが国産米のようなおにぎりに向いた米ではなさそう。

そのぶん、チャーハンやピラフ、カレーなどには最適だと思う、これなら誰にでもパラッとしたチャーハンが作れるのではないか。

デジカメで撮った画像の通り米そのものはとてもきれいだった、大粒で透明感があり、しらた(乳白色の米粒)も少ない、割れや欠け、ヒビが少ないのは袋を開けて上部の米をすくって撮ったせいかもしれない、下部のほうだと割れ等のものが増えると思う、それでもまるで名産地の高い米のようだ、炊き方は水を多めにするくらいで特に難しいこともなく簡単だが水を多めという点に再び古米っぽさを感じる。

また欲しかったら言ってくれと甥っ子には言われたそうだが、姉は国産米のほうがいいからオージーライスはもう要らないと答えたそうだ、確かに、私もそう思う。

栽培技術はもちろんのこと、精米技術にも長けた国産米に外国米が味で対抗するのは難しいだろうが、用途と価格、そして安全性に問題がなければこういった選択肢はあっても良いと思う、私は以前にディスカウントストアで売られていたアメリカ米を買ったことがあるが国産米に大きく劣るようなものではなかった、その時は単なる興味で買ったのだが価格が国産米の半分程度だったのは驚きであった、安いなと思う。

そう、外国米にとって価格は大きな武器であり、国産米にとっては脅威となる、味はそこそこでも安ければと思う人がそれなりにいるのは間違いない。

それにしてもオージーライスか、甥っ子はどうやってこの米に辿り着いたのだろう、今度会った時に訊いてみようと思う。