今日の午前中に仕事場へ副食材を納めに来た食材卸業の営業さんが左足を少し引きずっていた、いつも重い物を運んでいるので足首でも傷めたのかと訊けば虫に刺されて腫れているのだという、自宅はアナグマもやって来る粕屋郡の緑の多い地区にあり(2016年7月13日のブログ)、昨日の夕方に縁側に足を投げ出しているところを刺されたのだという。
私はムカデを思い浮かべたので刺されたのではなく咬まれたのではと訊いたがバッタのような虫に刺されたのだとはっきり言った。
バッタのような虫・・・。
バッタよりは平たくて、黒く硬そうでゴソゴソと歩く虫が縁側にいたので左足の親指で突いていると、何度目かで虫が下敷きになってしまいその時にチクリというかグサリというか、とにかく飛び起きるほどの激しい刺されかたをしたのだと言うのだ。
そのあとはズキズキと痛むし真っ赤に腫れあがるし病院に行って内服薬と外用薬を貰って帰ってきたのだが、翌日になってもまだ腫れが少し残っていて痛いらしく、でも仕事を休むわけにもいかず足を引きずっての営業らしい。
何度か見掛けたことがある虫らしいが、どこで目にしたかは覚えてなく、だが、今度見掛けたら速攻で潰すと息巻いていた。
何の虫だろう・・・、しばらく考えて思いついたのが暗殺者という名の虫=アサシンバグである、日本名ならサシガメであり、黒くて平たいという特徴からヨコヅナサシガメだと思いスマホで画像を検索し見せたところ「そうそう! こいつだ!」と何故だか喜んでいた。
この虫は普段は木の上にいるので縁側を歩いているというのは珍しいが、私も一度だけ乾いた地面を慌てるような早足で歩いているのを見たことはある。
そう、何故だかいきなり人の住まいやその周辺にいることがあるので見知らぬ虫には迂闊に触らないほうが良いだろう、特にこの時期からはアオバアリガタハネカクシが度々窓辺に迷い込む機会が増えてくる、毒液でミミズ腫れになったりするので「わあ、きれいなアリさんだ」などと触れぬよう気をつけねば。
どちらもこんなに小さいのにと思うサイズでありながら、痛みは巨大サイズなので注意されたし。
ちなみにその営業さんが処方したもらったのは内服薬が鎮痛剤で、外用薬がステロイド、処置は刺された部位の消毒のみ。
明日は仕事も休みだそうで、月曜までに腫れや痛みが治まってくれればいいなと本人は言う、確かに、体を動かす仕事なのでそんな足では大変だ、どうぞお大事に。