2017年5月18日木曜日
相殺と相乗
気象庁のサイトでこの夏の季節予報を確認した、6月から8月の気温がどうなのかの予想を知りたかったのだ。
結果は平年よりも暑い可能性が高いというもの、全国の各地域で「20:30:50」という予想になっていた、これは「平年よりも低い確率:平年並みの確率:平年より高い確率」という割り合いを表している。
たしか昨年秋に確認した冬の季節予報だと「40:40:20」で平年並みか平年よりも寒い冬という予報だったのだが(2016年9月26日のブログ)、蓋を開けてみれば平年並みかやや暖かめの冬だった、テレビに登場した某気象予報士によると地球温暖化による気温の上昇と寒気が相殺し結局は寒くない冬になったのだという。
まあ、そういった要因も含めての予報であるべきなのでサラッと「外れちゃいました」と言ってくれたほうが良いのではという気はする。
「そんな予報外れたって寒いか暖かいかの違いでどうということはないだろう」と思う人もいるかしれないが、小売業にとっては販売商品のプランを立てるのに大切な情報で、その商品を作る製造メーカーにはもっと重要で、意外なことに私のような飲食業にとっても仕入れのプランに影響するのだ。
さて、今年の夏は暑いらしい、地球温暖化と寒気は相殺したが、夏の暑さには相乗するのではないか、なので季節予報のように暑い夏となるのだろう。
もし、この夏が冷夏で終わってしまうことになれば、私だったらその原因についてどう説明するだろうかと考えてみる、暑い夏を冷夏にさせる要因とは・・・。
しばらく考えてみて思いついたのが太陽活動の弱さだ、今年に入っての太陽活動の弱さは驚くほどで黒点が出現しない日が何日も続いていたりする、そこで考えられるのは太陽活動が弱いと太陽風が弱まり、今までそれにブロックされていた銀河宇宙線が今までよりも多く地球に降り注ぐようになると雲を発生させ日差しを遮るので気温は下がる・・・という流れ。
とはいえ明らかな相関関係はどうなのかわからない、まあ、可能性としてはあり得るのだと思う。
暑い夏か、若い頃ならまだしも、五十路の私には疲労の元しかならない、蚊や台風も悩みの種である。