2015年11月30日月曜日

生放送は怖い

夕方、地元放送局制作の「めんたいワイド」というローカル番組を見ていると、終盤の天気予報のコーナーで音声が出ないという放送事故が発生、お天気レポーターの声が遠くの会話が聞こえているような感じで予報の内容は画面に表示されているものを頼るのみだった。

突発的な出来事への対処は生放送なので限界がある、どうしようもない場合だってある、慌てる現場のドタバタ感とキャスターの姿が可笑しかった。

いや、天気予報も大事な情報なので荒天ではない明日なら問題なくても、もし大荒れの天気となりそうな予報だったら笑えぬ事態なので再発防止に努めて欲しいところではある。

そう、可笑しいレベルなら良いのだが、この番組は以前にも何度か放送事故を起こしている。

いつだったか、たしか野菜を切るグッズと現役調理師さんの包丁さばきによる対決では開始早々調理師さんが緊張からか包丁で手か指を傷つけてしまったことがある、出血しているしもちろん対決にはならない、「手を切ってしまいました」と苦笑いする調理師さんの顔が忘れられない。

中には気付く人は限られていたであろう笑えるが当分時効になりそうもないエロな放送事故もあったりと話題に事欠かない(これは屋外レポートで収録の部分だった)。

そういえば過去の他番組では避難器具のレポートの最中にレポーターが腰の骨を折ったり、早朝の公園からの中継の最中に同公園内の池で水死体が見つかったりなどいろいろと思い出してしまった。

何が起こるか分からない生放送、そういった意味で怖い。

笑えるアクシデントなら大歓迎だけれど。