2015年11月25日水曜日

よその民間療法

明後日の夕方は飲み会だ、いつものメンバーが揃う予定なのだが1人だけ腹の調子が悪いから行けるかどうかわからないという人がいる。

だいぶ回復したが今週に入ってずっと腹が緩いのだと、なので食事を軽めにして乳酸菌製剤(ビオフェルミン)としょうが湯で様子を見ているのだと言う、その友人は子供の頃から腹の具合が悪いとそうしているらしい。

しょうが湯? 風邪の時にならよく聞くが、腹の調子が悪い時にも登場するのか、しょうがの刺激でかえって腹具合が悪くなりそうな気もするのだが。

回復しつつあるのは乳酸菌製剤の効き目なのではないのか、・・・まあよい、よその民間療法は様々だ、いや、民間療法というよりはその家庭なりの治しかたなのだろうけど。

ちなみに私は腹の調子がパッとしない時は毎食ごとに納豆を食べてピルクルを飲んでいる、元々は「デカいヤクルト」のつもりで買っていた乳酸菌飲料なのだが、飲み始めてから腹の調子が怪しいなと思う時はあっても正露丸に頼るほどになったことはない。

あらためて考えてみると納豆やピルクルの効果に期待しているというのは完全なプロバイオティクス理論ではないのか、意図的にそうしたわけではないが、なにかしらの経験則で自ら導いた方法なのかもしれない、そのあたりの記憶ははっきりしないが。

ピルクルはそのへんのスーパーで150〜170円くらいで売っている紙パックのヤクルトに似て非なる乳酸菌飲料、一応トクホである。

子供の頃はメーカーも判らぬ丸く小さな赤い粒の「ほてい丸」という腹薬と梅干し茶を飲まされるだけだった、ああ、これも古い我が家なりの民間療法か。

民間療法とは呼べないが私の兄は学生の頃水虫治療と称して少量の塩素系漂白剤を入れたバケツの水に足を浸していたことがある、結局、足の甲がかぶれるだけで水虫は治らず市販薬に頼っていたが今のような激烈な効果のある成分ではなかったので水虫治療=根気という図式そのままに丸々2ヶ月は塗り続けていたようだ。

今でも同じような方法を試す人はいるようで、ネットの質問掲示板などで「効果ありますか?」などとたまに見かける、ダメです、効果ありません、今は安全で効き目の強い抗真菌剤がどのドラッグストアでも簡単に買えるのでそちらを選ぶべし。

危険そうな民間療法は忌避するとして、納豆とピルクルで腹の調子を維持するのは実害はないはず、アレルギーや体質に合わないのでなければなお試しあれ。>皆様