きっと多くの人が知っているアメリカ映画の「シュレック」、今までに4つの作品が公開されている、「シュレック」、「シュレック2」、「シュレック3」、「シュレックフォーエバー」である。
別なアメリカ映画のCGアニメについてのレビューを読んでいたら「やはり現時点では『シュレック3』を超えるものはまだ無いようだ」と締めくくってあった、なるほど、人それぞれの好みなのだから評価も変わってくるのだ、私はなんと言っても「シュレック2」が最も楽しめた。
理由は長靴を履いたネコが初登場した回でもあるし、遠い遠い国の両親との絡みも良かった、ゴッドマザーとの対立も解りやすく展開もシャープだった、物語に適度な起伏がありジョークも冴えていたと思う、制作側が笑いのツボをちゃんと理解できていたので不覚にも笑わされたし、そう、総じてバランスが良くてきれいに完結していたのだ。
なので私は「シュレック2」。
もちろん他の作品がつまらなかったというわけではない、「シュレック2」が抜きん出ていたのだ。
次回作はもう登場しないのだろうか、まあ、無理矢理作って破綻するよりはいっそ登場しないほうが良いけれど。
私はこれらシリーズの何れもオリジナル音声で観たが、日本語吹き替え版も観たことはある、シュレックの声を演ずるのは浜田雅功だった、声の質といい、関西弁のセリフ回しも役にぴったりだった、上手なキャスティングだなと思う。