2015年11月24日火曜日

意外とウケた光景

昨日貸した工具類を持って再び甥っ子が夕方やって来た、私はちょうど夕食を食べていた時だった、甥っ子はテーブルの上を見て斬新だと笑っていた。

別にどうということはない、メシもおかずもクッキングシートの上で温めて、そのシートの四隅をひょいと持ち上げて皿に載せただけの夕食だったのだ、甥っ子はまるで猫の餌のようだと言う。

量を見よ、猫がそんなに食うわけがない、まあ、パッと見の話なのだろうが。

冷蔵庫に冷や飯が残っていて、温めるだけのおかずも何種類か入っている、なので今日は温めるだけの夕食なのだ。

ところが我が家の電子レンジは壊れたので500円の処分費で廃棄した、なので冷や飯ひとつ温めることができ・・・ないことはない、テフロン加工が剥げて炒め物には使えぬフライパンで簡単に温めることができるのだ。

フライパンなので火の当たる面積が広くアルミ製なので熱伝導も良いので熱効率は高い、テフロンが剥げて炒め物には使えないがお湯がすぐに沸くのでほうれん草の下茹でなどにはぴったり、捨てずに持っている理由である。

さて、そんなフライパンを使って冷や飯を温めるのにはクッキングシートを使う、フライパンよりも大きめにカットして敷き、そこへ冷や飯をやや外周寄りに広げる、フライパンからはみ出たクッキングシートを内側に折り込むようにし蓋をする、この時フライパンとクッキングシートの間に100mlほど水を注いでおく。

内側に折り込むようにしないとはみ出た部分に火が付きそうだし、蒸気が内側に回らなくて温まり具合が悪くなる。

あとは中火にし、水が沸騰したら弱火で2〜3分加熱するだけである、水が無くなると焦げて固くなるので水を足す。

冷や飯と一緒におかずも並べると一度に温めることができる、蒸気でしっとりさせたくない揚げ物などはホイルに包んで並べるだけ、何を温めるかによって時間は加減する、文字で書くと面倒そうに思えるかもしれないが実際にやってみるとなんということはない、実に簡単で手早くできる。

この方法、実は20年以上前の台風19号の時にガスは使えるが停電した時に思いついたもの、その後も電子レンジ(オーブンレンジ)がちゃんと使えていた時も冷や飯とおかずとを一度に温める時にはちょくちょく登場した手法である。

斬新だと笑う甥っ子に同じように冷や飯とおかずを温めて食わせた、ほら、「熱っ!」と言うほど温まっているだろう。

蒸気は通すが油分は通さないクッキングシートのお陰でフライパンも皿もサッと水を流すだけで洗い終わるので楽なのである。

このブログを読んで真似をしてみようという人がいるなら、火力は中火以下、クッキングシートを内側に折り込んで蓋をする、時間は2〜3分を基本にする、そして、その場を決して離れず全ては自己責任ということでどうぞ。>皆様