2017年12月3日日曜日

PHSよどこへ行く

私は以前PHSを使っていた、社名が「DDI-Pocket」の頃からで「WILLCOM」へと変わり、そしてソフトバンクに買収され社名が「Y!mobile」に変わろうかというところで解約した、PHSの使用は16年と数カ月に及んだ。

そのY!mobileは来年の3月いっぱいで新規契約や機種変更の手続きを停止するらしい、停波には言及しなかったがPHS事業を縮小するのは間違いないこと、一般向けのサービス以外に使われている現場があるのですぐにはなくならないが、親会社としてはソフトバンク携帯側に移行してもらいたいのだろうなとは思う。

そんなPHSを今も使っている友人が1人だけいる、「PHS停波まで頑張る!」と言っていたのだが、最近になって端末にガタが目立っているらしく機種変更を考えてもいるが、正直なところ他所の携帯キャリアへ引っ越そうかとも考え始めているらしい。

私はPHS他機種への機種変更よりもキャリア引っ越しのほうがいいと思う、音声は明瞭で遅延もなく通話品質に優れたシステムではあるがこれから先の伸び代が無いどころか終わりも見えてきたとなっては継続もためらってしまうというもの。

順調に契約者数が伸び、その後ジリ貧に陥り、だが再び加入者増へと転じたPHSだったが今は多くの人が知る通りの状況だ。

ネットにも熱烈なPHSファンが多くいて、新規に建設された基地局の画像を報告しあっていた頃が本当に懐かしい。

私の住む近所にもPHSの基地局はあちこちにある、よくビルの上にポツリと見えている、今日は晴れた青空を背景にその中の1つを撮ってみた、8本エレメントのW-OAM対応アンテナだ、こうやって下から見上げると小さく見えるがエレメント1本の長さは人の背丈ほどあるのだ。

私の友人は古くなったPHSの端末を機種変更するだろうか、それともせずに他所へ移るだろうか、もとよりPHSそのものはこれからどうなるのだろう、私は縁が切れたとはいえ昔は愛用していただけにどうなるかはとても気になるのだ。