2017年12月25日月曜日

厳しきアドセンス

おおよその人物像しか浮かばないが、昨年だったかコメント中で自己紹介をくれた人がいる、N氏だ、そこには自身のブログのURLが記載されていた、コメントの投稿はそれ自体の公開目的ではなく私と同じように個人ブログを開設していて「見に来てね」という意味合いのものだったのだ。

それ以来私は度々お邪魔するようになった、ゲイではあるがゲイ風味を抑えたノンケブログであり内容はオートバイと車の話題に特化していた。

そのブログの画面左端には見慣れたテキスト形式のアフィリエイトが設置されていた、Googleアドセンスだ、実は私も過去にこのブログに同じテキスト形式のそれを設置していたことがある、私の場合は「Dropboxの料金をアフィリエイト収入で相殺しよう」というみみっちい目的だった。

現実には収入のほうがずっと多かったけれど。

ところが、今日N氏のブログを覗いてみるとアドセンスが消えていた、空欄になっているのではなくスペースそのものが無くなっていたのでもしやと思いメッセージを送ると案の定アカウントを消されてしまったのでアドセンスのスペースを削除したのだという、一時的な配信停止ではない、アカウントそのものを削除されたのだ。

アカウント削除に至る経緯は実にシンプルで、先週半ばの投稿で忘年会というか一足早いクリスマスパーティーでウォッカ飲んで爆睡した翌朝は妙にムラムラしたのでテンガで抜いたという内容のものを書いたところポリシー違反で配信停止をくらったのだという。

そこで、酒とエロな部分を削除すると配信は復活したのだが、あとになって言われて修正してしまったことが悔しくてこっそり元に戻したところアカウントを削除されたらしい。

この問答無用なところが実にGoogleアドセンスらしいなと思う。

その厳しさは私もよく知っている、私のブログ中にある薄味なエロでさえ厳しくチェックされたのだ、そしてN氏と同じようにポリシー違反で配信停止となったが、私の場合は修正するのが嫌でアドセンスのほうを切ったのだった。

それにしても厳しすぎないかという気はする、1行のテキストに収まる飲んだ酒の話題と微エロな話くらい構わないではないか・・・とは思うが広告主からすれば以ての外なのだろう。

アドセンスとエロは相容れないものである、もっとも距離を空けるべきコンテンツなのだと思う。

これからブログでアドセンスをと考えている人は、自分なりの正直な表現か、アドセンスのポリシーに沿った修正路線かを選択しなくてはならない状況に立たされるやもしれず、その時のことも考えておいたほうがいいと思う。