とある作業でGCCのバージョン6.x系が必要となった、私の環境では既に4.x系はインストールしているが仮想マシン環境を整えようとすると6.x系を要求されたのだ。
しかし、私の環境での最新バージョンはインストール済の4.x系なのだ、6.x系は自分でビルドしインストールするしかない、ちなみに現時点での最新版は7.x系である。
そこで、開発プロジェクトの6.x系リリース情報ページからソースコードをダウンロードしお馴染みの./configure、make、make installを実行した、とはいえ、すんなりそのままというわけではなくmake時のパス対策は講じたが。
予想以上だったのがビルドにかかった時間である、私は晩メシの後にPCの前で作業を開始したのだが、なんと、その後の歯磨きと風呂とゴロ寝のテレビで1時間を過ぎてもまだビルドが終わらないのだ。
待つこと更に15分、お茶を淹れてPCの画面をしばし眺めていた。
そこから更に15分、まだ終わらない。
そして更に10分、やっと終わった・・・と思ったがまだ終わってはいなかった。
結局、2時間と数分かかってやっと終了、あとはmake installで無事GCC6.x系のインストールは終了した。
こんなにかかるとは・・・、晩メシの前から始めればよかった。
このブログを読んでいる人の中でGCCを手動でコンパイルしインストールしようかと考えている人は時間に余裕を持って開始したほうがいいだろう、私よりマシな最新のPC環境だともっと早くに終了するのだろうけれど。
ところで、make時にエラーを吐いてビルドできないという人もいるようだがライブラリへのパスがちゃんと通っていないのではないだろうか、回避策として面倒でもmake前にパスを通しておくと良い。
また、64bit環境であれば./configure時に「--disable-multilib」のオプション付加で 32bitライブラリは無視するようにするのも良いかもしれない。
時間はかかるし少しばかり面倒ではあるが、必要とあらば動くしかない、参考になる記事ではないだろうがこの日の記録として書き残しておくことにする。