北西の風に乗って明け方から雨の降り続いた福岡、低い雨雲は遠くからではなく玄界灘のあたりでフッと湧くように生まれ次々と陸地に乗り上げてくる、同じような場所を通るのでなかなか降り止まない。
そんな雨が白い帳でも引くように雪に変わった、時間にすればたいしたことはない、ごく短時間だ、それでも初雪である。
私がその初雪を確認したのが午前5時台のこと、市場からまっすぐ配達にやってきた魚屋からの荷を受け、そして表で話をしている時だった、初雪はLEDの街灯の下を輝くように落ちている、・・・寒い。
だが、この時はまだ暗く、屋外で活動している人はそれほどいない時間帯なのでこの時の雪はあまり知られていないだろう、夕方のニュース映像ではたぶん正午あたりの雪の映像が使われていた。
そう、明け方よりも正午あたりのほうが一層冷えたのだ、昼休みにやってくるお客さんが「寒い!」と肩をすぼめて入って来るのを度々見た、その頃の気温が3度台というのは福岡にすれば真冬のうちでも低いほうなのだ。
東北や北海道の人から見れば全く問題ない気温ではあろうが。
この寒さは週末にかけて一旦緩み、そしてまた来週半ばに強まるそうで、そんな波を繰り返し更に冬は厳しくなって行く。
早いうちに寒さに見舞われると季節商品がよく売れるそうである、暖房器具や防寒着など、全国的には夏がいまひとつだったので、この冬は冬らしい寒さで消費向上が進めば世の中の金も動いて景気にはプラスになってくれる・・・いや、くれればいいなと思う。
今日のような真冬の雨や雪に威力を発揮するのが防水スプレー(2015年11月15日のブログ)、「防水」と言っても撥水機能程度なので撥水スプレーと言ったほうが正しいのかもしれぬが、これを吹き付けておくのとおかないのでは風に煽られて衣類を濡らすような雨の日の快適さが大きく異なる。
濡れにくくなるので汚れ具合が違ってくるのはもちろんのこと、濡れずに済むと体温を奪われにくくもなるので寒さが違う。
是非活用のほど、ただし、屋外での使用に限定し吸い込まないようにするなど注意の上で。>皆様