2017年8月28日月曜日

某サウナについてのそんな話

今日になって友人からこんな話を聞いた。

福岡市にある某サウナが閉店したらしいのだが、一般向けサウナでありながら2階は半ばハッテン場化していたというゲイではよく知られたサウナだ、一体何年営業していたのだろう、私が20代の頃には既にあったので30年かそれ以上にはなるのだろう。

私はハッテン場と呼ばれる場所にはひと通り顔を出してみたことはあるのだが、何故だかそこへは気が向かずついに行かず終いである。

そんな某サウナの話の中でのことであるが、友人の知人の某氏は数年前の検査でHIV+であることが判明、しばらくは薬を飲んでいたのだが面倒になって途中しばらく薬を止め、どの程度の期間を経てかは不明だが再び薬を飲み始めて今に至るらしいのだが、医師からはそれでは薬の効果が期待できないとAIDS発症の可能性が高くなったことを告げられたのだという。

確かにHIVの薬は欠かさず服用しないと意味がないと聞いたことがある、医師の指摘はもっともだと思う。

問題はここからだ、某氏はHIV+であることを知ってから某サウナへ通い始めたらしい、通うのを止めたのではない、通い始めたのだ。

そこで友人が他人に感染させるかもしれないので行くのを止めよと繰り返し忠告したのだが、薬で抑えているから大丈夫だと言われたらしい、いや、途中で飲むのを勝手に止めるような人がHIVを完全にコントロールできているかどうかは甚だ疑わしい、某氏は掘った/掘られたのエッチは好みではない人らしい、もし、HIVをコントロールできていないのならば自身が手と口のみの関係で感染したように、相手にも感染させてしまうのではないのか。

いい加減な人が言う「大丈夫」ほどあてにならぬものはない。

そもそも、HIV+であることを知ってから某サウナへ通い始めた理由はなんなのだろう、既に感染者なのでHIVを怖がる理由がなくなったからなのか、まさか自暴自棄になり意図的に感染させようと思ってのことという可能性もないわけではない。

とにかく某氏はエッチの前には自身がHIV+であると告げた上でするかしないかは相手の判断に任せるべきだ、それで応じる人は少ないだろうし、それを明かす誠実さと勇気をエッチ目的のハッテン場で示す感染者も少ないだろう、だがそうする以外ないのだ、自分がHIV+であることを知っていて相手には内緒で感染などさせようものなら傷害罪である。

某サウナが閉店となった今、次に某氏はどこへ行くのだろう、怖いことだと思う。