2017年8月16日水曜日

たまに見かける落とし物

早朝に仕事へ行く途中で通りに何かが落ちているのが見えた、まだ日の出前で足元は暗い、街灯から少し離れたそれに近づくにつれ形がはっきりとしてきた。

靴だ、革靴の片方が落ちていたのだ。

不思議なことだが私は靴が落ちているのをたまに見かけることがある、ほとんどの場合汚れてボロボロの靴ではなくきれいなままなのだ、今朝のように革靴もあれば女性用のヒールのあるものや作業用の長靴といったものもある。

私は靴が落ちているのを見つけると足で端に寄せるのだが、それと同時にどうして片方だけ落ちているのだろうと考えるのだ、・・・んん、よくわからない。

いつの間にか片方だけ脱げて落ちたというのならばすぐに気付いて拾うだろう、そもそも脱げた靴がコロリと落ちてしまう状況とはどんなだろう、自転車やバイクに乗っている時だろうか、車なら窓から足を突き出しているような状態なのか、いや、そんな危険なことはしないだろう。

まさか歩いている途中で脱げてしまったのに気付かなかったということはないだろう、いるとすれば泥酔者か。

しかも翌日になっても端に寄せたまま靴が転がっていたりするので持ち主が探しに来て拾って行ったと思えることが一度もないのだ、そのまま数日放置され、周囲のゴミごと消えていたりするので清掃作業で片付けられたのだろうと思う。

靴が片方だけ落ちているのが解せぬからと言って、両方揃って落ちているのも不可解である、まあ、今まで両方揃って一足分が落ちていたのは見たことがないが。

車ならまだしも、自転車やバイクで路上の靴を踏んでしまうのは転倒するかもしれず危険である、暗い道の落下物にはご注意を。>皆様