2017年8月19日土曜日
5時1分の地球照
3年と4ヶ月ほど前に地球照と金星を撮り、その画像を添えてブログに載せたことがある(2014年4月26日のブログ)、その時は夜明けの明るさが混じるのを嫌って時刻を決めて撮ったのだが、今日は特に時間を考えることなくそろそろ仕事に行こうかというちょっとした空き時間に撮ったのだった、再び地球照と金星のセットである。
福岡の日の出が午前5時43分なので東の空がじんわりと明るくなり始めていた時刻だったので以前ほどのはっきりとした地球照が撮れなかった、それでも画像をお裾分け。
夜が明けるのが随分と遅くなった、今では仕事場に着く頃が日の出の時刻となり、日没は今日が今年の午後7時台最後の日となった、明日からはギリギリのところで午後6時59分台となり、しばらくの間は1日に約2分ずつ昼間の時間が短くなって本格的な秋へと移行する。
デジカメを空に向けて構えて立った自宅前、車が背後からやって来てスピードを落としたので何かと思えばパトカーだった、警ら中なのだろう、おはようございますと挨拶をしたら同じように返ってきた、パトカーはそのまままたスピードを上げて走って行った。
その場でデジカメの液晶で撮った画像を簡単に確認し、部屋へ戻って続きは帰宅後に残し、そして私は仕事へ行った。
ネパールかインドか、そのあたりの若い人たちが数人で自転車に乗り通りを走って行く、話す声が大きいのでとても目立つのだ、私がよく行くディスカウントストアにもそういった国からの店員さんが何人かいるが、彼らもまた同じ国の者同士で話す時は声が大きい、それでいて日本語で話をする時は日本人と同じ声量に落ち着くのが不思議である。
彼らが自転車で走って行ったということはもう少し先で新聞配達のバイクがやって来るはず、そう、少し遅れたがいつものバイクが小さく見えるほど巨体のお兄さん(おじさん?)が乗ったカブとすれ違った、いつも早朝の配達作業を見かけるが、夕方の配達作業もまた同じように見かけるのだ、忙しい人である。
そんなことを考えているうちに仕事場へ着いた、ちょうど日の出の時刻を過ぎた頃で、地球照はおろか、明るい金星も、細い有明月も既に見えなくなっていた。
仕事が終わって帰る頃は暑そうだなと思っていたが、少し外れて海風が涼しい午後で、それほど汗もかかずに帰って来たのだった。