2017年9月29日金曜日

漂う異臭

天気がいい日は仕事場へはなるべく歩いて行くようにしている、帰りは寄り道や遅くなったりで地下鉄を使うこともあるが、それでもできれば帰りも歩くようにしている。

帰りのルートは最短距離か、少し遠回りして元実家町内を通過するルートかのどちらかを通る、今日は時間に余裕があったので元実家町内を経由した、途中で必ず橋を渡らなくてはならないが、今日はその橋が近づくにつれ風に乗って異臭が漂ってくるのだった、ガスやオイルといったケミカルなものではない、何かが腐った臭いだ。

その異臭は橋を渡る直前が一番強かった、いったい何の臭いだと探してみたら魚だった、一目で分かるボラだ、ボラが橋の袂のあたりに数匹捨てられていたのだ、川岸の段状になった狭い場所で、足元からは2m弱ほど低い場所にある、私はその橋には時々複数の釣り人がやって来るのを知っている。

目当ての魚ではなかったので川へ戻そうと放り投げて川岸に落ちたのだろうか、それにしては数が多いように思える、5匹は落ちていた、そしてハエがたかり変色し間違いなく腐敗している、ボラの頭部の形状はしっかり残っていたが腹は破れているようだった。

民家は少し離れているがオフィスビルはすぐ近くに並んでいる、爽やかな秋風を窓からと思ってももしかしたら風向きで臭いが漂ってくるかもしれない。

近所にはカラスがたくさんいるのだがそのボラは食べないようだ、普段はゴミ袋を漁ってまでも何か食うくせに落ちている魚は食わないのか、腐るまでそこに落ちていたということは腐る以前にも食われなかったということになる、カラスはボラは嫌いなのだろうか。

いや、腐ってから捨てられたというのはどうだろう、ボラは身が臭いと思われているがきれいな場所でとれたものは美味なのだ、今日の川はきれいとは言えない場所なので下処理をしっかりしないと美味しくないだろうが、とにかく誰かが釣った後で時間が経って傷んでしまったので橋の袂からそこへ捨てたという可能性はどうだろう、・・・まず無いとは思うが。

犬や猫なら「死骸が落ちている」と連絡すれば回収してくれる業者がいるのだがボラでは無理だろうなと思う。

まあ、放っておいてもハエやシデムシが片付けてはくれるだろうが(2016年8月14日のブログ)。

それはともかく爽やかな秋風も日が暮れると半袖姿には肌寒いとさえ感じるようになった、秋分の日は23日だったが、福岡の場合だと昼間の時間が実際に12時間を切ったのは昨日の28日からだ、これで名実ともに夜のほうが長くなったことになる。

そんな明日の朝の気温は16度台という予想、相対的に湿度が高くなれば息も僅かに白く見えるかもしれない。