2017年9月14日木曜日

お椀を伏せたような理想には程遠い

午後にドコモショップへ行った、私が使っているスマホのバッテリーの劣化が進んでいる頃なので新しいものを買っておこうと思ったのだ、あいにくと在庫がなかったので取り寄せで数日かかるらしい。

MVNOのSIMを使っている私にドコモはいかがですかとサービスや料金について軽くご提案いただいたのだが、今使っているスマホのAndroidのバージョンでは使えぬアプリが多くなったり、どこか故障してしまったなどの不都合がないうちはキャリア乗り換えや機種買い替えの予定はない、だが、提案そのものは面白くてためになった、昔よりも料金は低廉になり便利なサービスもいろいろあるようだ。

料金体系の複雑さは相変わらずだとは思ったが。

別のカウンター席から声が聞こえてくる、若い女性客で、先日契約したWiFiモバイルルーターが電波の入りが極端に悪いらしくキャンセルしたいと言っているのだが応じてもらえないので憤慨し声が大きくなっているのだ。

「クレードルまで買ったのに」と言っていたのでもしかするとPCなどとLANケーブルで有線接続しているのかもしれない。

要約するとWiFiモバイルルーターを置いた部屋ではアンテナバーがかろうじて1本立っている状態でデータの流れが遅いらしいのだが、外へ持ち出すと凄く快適なので自宅がエリア内だと言ったドコモの責任だとしてキャンセルを申し出ているのだ。

私はそこでカウンターを離れて外へ出たのでその後はどうなったのかわからない。

携帯電話の電波は基地局から同心円を描いてサーッと拡がるイメージを持っている人は意外と多いと思う、雑誌かネットかは忘れたが携帯電話のエリアを説明する図にそういったイラストが使われているのを見たこともある。

だが、実際にはそうはならない、遮る建物や木々、地面の起伏さえないどこまでも平らな砂漠のような場所ならば基地局を中心としてお椀を伏せたようにきれいに電波が届くかもしれない、だが、私たちが暮らす環境ではそうはならない。

テーブルの上にミックスドロップを袋からガサッと出してみたところを想像して欲しい、袋を逆さにした地点を基地局のある中心点として紫のグレープ、赤いイチゴ、黄色いパイン、白いハッカ、色とりどりにドロップは散っているだろうが、携帯電話の電波も同じようなものである。

電波が強い紫の場所、少し強い赤の場所、少し弱い黄色の場所、明らかに弱い白の場所、そして中心点から離れるほど増えてくるドロップの隙間からテーブルが覗いている部分は電波の入らない場所、そんな感じで入り乱れているのだ、なので「エリア内です」と言われても実際には入りが弱い場所はある、これはもう仕方がないのだ。

ただ、仕方がないからと使い物にならないWiFiモバイルルーターに料金を払うのも納得できない気持ちも分かる、なので私なら思い切り高い位置の窓辺などへ置き場所を変えたりの対策をするだろうが、それでも使い物にならなかったら・・・んん、どうしたものか。

あの若い女性はキャンセルに応じてもらえたのだろうか、表向きは利用環境による影響なのでドコモに非はないとしてキャンセルには応じない姿勢を見せはしても、個別対応で応じてくれたりするのかもしれない、そのあたりどうなのだろう。

まあ、可能であれば友人などの協力を得て予めドコモ契約のスマホなどで電波の入り具合を念入りにチェックし納得してからの契約であれば安心であろう、マップ上ではエリア内であってもミックスドロップの例のように実際は電波の入り具合はまだら状だからである。