大型で強い台風18号が日本へ接近している、気象庁や米軍合同台風警報センター、ヨーロッパ中期予報センターの数値予報はどれもほぼ同じ進路を予想しているので九州への上陸は間違いないだろう。
若干の幅はあるものの鹿児島県北部から熊本県南部の西側だ、日本列島に沿うように縦断する予想は怖い、風雨による直接の被害もそうだが実りの秋の農産物を木っ端微塵にしてしまうのではないか。
ここ福岡では筥崎宮の放生会の真っ只中である、晴れていれば今夜は連休前日の夜なので人で賑わっていただろう、だが、今年はそんな台風の接近下なので雨はまばらで風もたいしたことはないのだが人は少ないもよう、ベランダから見える範囲内での人の動きを見ていると分かるのだ。
まあ、こればかりは自然相手なので仕方がない。
明日はまだたいしたことはなくても、明後日の日曜日は大荒れとなるようで、福岡では特に昼から夕方にかけてが風雨が強まるようである。
以前に何度も書いたことだが私は台風が怖くてしかたがない、こうやって台風が接近する度に何かの奇跡が起きて突然消滅してくれないかと思ってみたりもする、あり得ないのは分かってはいるが。
この18号は勢力が強いまま北海道まで達するらしい、陸地や海水温のそれほど高くない場所を通るくせにあまり衰えないのはなぜだろう、上層に特に冷たい空気が入っていたりするのだろうか。
1週間ほど前だったろうか、この台風は台湾あたりを通過し中国大陸へ上陸するという予想が出ていたような気がする、微妙な自然のバランスでその予想は急旋回で日本へ向かうものへと変わった、自然は不可思議である。
進路に当たる地方といえば日本全国になってしまうがくれぐれもご用心を、台風は怖いものぞ。