2017年9月10日日曜日

のんびりと海の風景など

ここしばらくは変則的な仕事のスケジュールが続く、遅出明けの今日は休日で、明日は再び遅出となり、数日続けば早朝からの早出に戻る。

日曜日の休日というのはそれほど多くない、たまにそういう日が巡ってくると友人たちと出掛けたりする、皆と休日が合う日はそうそうないので一緒に出掛けるチャンスなのだ。

今日は数人で遠くの道の駅までドライブに出掛けた、昼はどこかで食うのもよし、途中で何かを買って景色を眺めながら食うもよし、何れにせよ気の置けぬ仲間と一緒なので楽しいのだ。

ワゴン車で向かったのは東方面、福岡市からかなり離れた海沿いまでやって来た、途中の道の駅ではこれといっためぼしいものはなかったが、折角来たのだからと野菜や地元で収穫された米などを買った、そして手作りらしい弁当と惣菜を何点か、まんじゅうに豆腐を使ったかりんとうなども。

福岡県を外れた山口県の日本海側、一般道を走って更に東へ、帰りは北九州市内で寄り道をするので帰路にかかる時間を考えてUターン地点を決めた、そこは鄙びた小さな港で人の姿もまばら、丈の短い草の生えた広い空き地に車を停め、そのすぐ近くで道の駅で買った弁当などを使った。

地形の関係からか海風もそよぐ程度、晴れて日差しはまともに当たっていたが真夏のそれのような鋭さはない、腹いっぱいになったところでぼんやりと海を眺めていた。

防波堤の上に人がいた、釣りをしてるようだ、凪いだ海と遠くの雲も一緒に1枚パチリ、海の向こう側で軍事挑発を続ける北朝鮮情勢などはまるで遠い月の裏の出来事のような平和な光景、なぜ海を、その穏やかな遠くを眺めていると気分がゆったりと心地よくなるのだろう、今までに何度もそう思ってきたことを今日もまた繰り返し思うのだった。

帰りは小倉に寄り道をした、小倉駅周辺を歩き、商店街を冷やかし、友人がテレビで見たという旦過市場の漬物屋で何点かを買い、食レポで旨そうだったという焼肉店で早めの晩メシにした。

焼肉は至って普通で不味くはなかったが特別旨いということはない、接客が面倒臭そうな女性店員のせいで人にお勧めできるような店ではなかった。

福岡市へは高速道路を走って福岡インターから一般道へ、そこから順にメンバーを下ろしてもらった、私は2番目だ。

帰宅後に小さな港で撮った画像を見て気付いたことがある、私が防波堤の上に見付けた人の姿は1人だったが、画像ではその人の前に何かが写っている、荷物か、もしかすると背を低くしている別の2人目なのかもしれない、そよ風に漂う潮の香りを思い出しながら、2人目なのか、やっぱり1人だったのか、画像を見つめて考えるのだった。