辿り辿った先のブログで見付けた記事は画像ビューアがスパイウェアで知られるソフトメーカーに買収され、それ以降のバージョンでは正体不明などこかのサーバーと裏で通信するようになったことを通信ログの履歴付きで知らせるものだった。
そのログを見てみると・・・確かにそれはどこなのだと思うサーバーだ、そもそも画像ビューアが裏でこっそり通信など広告表示以外でなぜ必要だと言うのだ、危ない危ない。
そういった挙動不審なアプリはどれくらいあるものかと調べてみたら、出るわ出るわあれもこれも、共通しているのは中国製に多いという点である。
そういえばスパイウェアだと指摘され物議を醸した某日本語IMも元は日本オリジナルアプリだったが中国企業に買収された後の出来事だったのを思い出す。
たとえば個人情報や誰かとのやりとりを知りたければスマホからこっそり盗み出すのが簡単で確実な方法であろう、スパイウェアを使えばこれほど容易いことはない、盗み出した内容をどこへ送ろうが利用者はまず意識しない、目に見えた変化が起きるわけでもなく、音がするわけでもない、極端にスマホのパフォーマンスが落ちることもないので「こっそり」に気付かないからだ。
気がつくとすればデータ通信量を確認した際に以前よりも多いことにピンと来た時ぐらいか。
スマホによっては買ったばかりの段階で既にスパイウェアが仕込まれているものもあるというではないか、しかも削除できない仕様だったりすると逃れようがない。
インストールしているアプリがどこと通信しているのかは把握しておいたほうがいいと思う、Androidではインストールされたアプリがどことやりとりをしているのかを調べるのに役立ちそうなアプリが幾つかある、たぶんiPhoneにも同じようなものはあると思う。
もちろん私も以前から使っていてインストールされた諸々が怪しいサーバーと通信していないかは何れかのアプリがアップデートした際には念入りにチェックするようにしている。
ちなみに私が使っているのは「Network Connections」というアプリである、お勧めするわけではないが、便利なツールのうちのひとつということで。
ネットで見付けた怪しいアプリ情報の中にはセキュリティアプリもあった、とんでもないセキュリティアプリである、ちなみにそれも中国製だった。
良さそうなアプリを見付けたので即インストール・・・する前に少しだけ安全かどうかについて疑ってみるのは良いことだと思う、そしてインストールしたら入念に調べてみるのだ、怪しければ即削除、そして、怪しい点があることをストアのレビューで報告して欲しいなと思う、これからインストールしようとしている他の人への参考となるので。
ふと、ブラウザに中国製が多いのはなぜだろうと考えてしまう、既に中国製のブラウザは何種類か存在するところへOperaのように買収してまでその種類を増やし続ける目的は何だろうか、この点についてはいろいろと思うところはあるのだけれど。
まあ、それはまたいつか機会があればということで。