以前にも書いた通り友人たちとのやりとりはWhatsAppをよく使っているが中にはこのアプリをインストールしていない友人もいる、その時はEメールに頼ることもあるが、私と同じようにIP電話のブラステルを利用していて、しかもSIPアプリにCsipsimpleを使っているただ1人の友人とはそのCsipsimpleでメッセージを送ることがある、このやりとりは何往復にも渡るのでチャットと呼んだほうがぴったりである。
意外と知られていないがこのSIPアプリでは文字メッセージ機能が使えるのだ、「このSIPアプリ」とは書いたもののSIP拡張機能であるRFC3428が使えるSIPアプリなら未検証ながらたぶんどのSIPアプリでも同じように使えるのだろう、他のIP電話サービスの場合ではどうなるのか分からない、あくまでブラステルについてだがなかなか使いやすくて重宝している。
Csipsimpleでメッセージを送るのは簡単で、
Csipsimpleの画面の右上にある赤丸で囲ったマークからメッセージのスレッド作成画面へ移動する、「作成」で新規スレッドを作成。
誰との新規スレッドかを電話帳から選び、確認画面で間違いなければ「OK」をタップ。
あとは他のメッセージアプリのようにメッセージのやりとりをするだけである、画面が黒っぽい配色なので分かりづらいかもしれないが左端のアイコンが相手で右側が私、メッセージの噴き出しがアイコン側からでなく行の左端からになっているので一見するとどのメッセージが相手のものなのか分かりづらそうではあるが、実際にこの画面の上でやりとりをしている当人同士では混乱することがないので今のところ問題はない。
閉じる時はバックでスレッド作成画面に戻る、やりとりしたスレッドがそこに残っているのでまたいつか続きをする時はそのスレッドを開くだけである。
Csipsimpleが待ち受け時などスレッドを開いていない時にメッセージを受信すると着信音とバイブで通知される、返信すると相手にも同じように通知されるがそれぞれ1回だけでやりとりの度に通知音が鳴るわけではない。
再び待ち受け時やスレッドを開いていない時のメッセージ受信と返信でそれぞれ1回ずつ鳴る。
他のメッセージアプリのほうが高機能でUIも洗練されているしデザインもきれいだが、サーバーダウンで連絡がとれない時など、SIPアプリのこの方法が使えるのなら連絡手段その2かその3という位置付けで覚えておくと良いと思う。