2017年4月6日木曜日

傘はどこだ

折角の休日は早朝から雨、ただし、降りっぱなしというわけではない、合間に30分から1時間ほど降り止むのだ、近所への買い物はその合間を狙って歩いて行った。

畳んだ傘を手に店に入ったのが午後2時半過ぎ、それほど多くない買い物を終えて店を出たのが午後3時頃、来る時は止んでいた雨がまた降り始めていた、多くの人は自分の傘を入り口に下げてある傘袋に収めて店の中に入っていたので雨に気付くと傘袋を外し差して帰っていた。

中には傘袋が面倒なのか傘立てにズボッと差して店に入る人もいる、私が傘袋を外してゴミ箱に押し込み、さあ帰ろうかとしたところで「あ! 傘がない!」と傘立てを探す男性がいた、自分のものと似ているものを少し引き上げてまた戻し、また引き上げては戻し、結局誰かが持ち去ってしまったらしく男性は空を見上げた後に少し奥へと移動し外を眺めていた。

傘泥棒なのか、そうではなく間違って持ち去ったのか、何れにせよ本来の持ち主にすれば迷惑至極、他所様が濡れずに済んだ代わりに持ち主が濡れてしまいそうなのだ、やれやれ。

私も何度か経験がある、仕事帰りに立ち寄ったドラッグストア入り口の傘立てや、某飲み屋の傘立てだったりと。

特に某飲み屋で持ち去られた傘は買って1週間ほどのもので、大きめサイズ75cmのテフロン加工されたもので結構高かったのだ、持ち去ったのは観光で福岡に遊びに来ていた熟年2人組、自分たちが持ってきたビニール傘は置いたまま人の傘を持ち去るなどとは、・・・うぐぐ。

なので今は傘立ては使わないようにしている、雨の日は入り口に傘袋が準備されている店にしか行かない、面倒臭いが雨が降っている時に傘を持ち去られるよりはマシなのだ。

なおも困ったことに間違って持ち去ったことに気付いてもたぶん戻しには来ないのだ、まあ、盗まれたと思うと腹が立つのでうっかり持ち去られたのだと思って諦めるしかない。

傘は傘立てよりも傘袋に収めて離さずに、そう、これに限る。