2017年4月24日月曜日
平日の展望台は静かなり
1週間前の荒天が冗談のような晴れの福岡(2017年4月17日のブログ)、今日は平日の食事会にお招きいただいた、友人宅の2度目のパスタだ。
私ともう1人が直前にやって来るらしいが友人は今日が休みなのでそれまですることがないという、私も仕事が終われば帰宅するのみ、そこで友人がどうせ夕方まで暇ならドライブでも行こうかと誘ってくれた。
仕事上がりに表に出ると友人はもう車で来ていた、さっそく乗り込んで出発、行き先はナビにセットしているということなのでありがたく友人に従った、走ること約40分、有料道路と国道を継いで着いたのは唐津で鏡山に登った、平日なので車も少なく展望台近くの駐車場も空いていた。
前回ここへ来たのはいつだったろう、東日本大震災の前の年ではなかったか。
PM2.5がやや多いせいか空はそれほど澄んではいなかったが見晴らしの良さは実感できた、ちょうどこの季節ならではの乾いた西風が心地よくて横になればうとうとしそうな陽気である、他の見物客も少なく、鳥の鳴き声と耳元を吹く風の音ばかりで、時折誰かの話し声が聞こえるだけの静かな展望台だった。
たまに遠くを眺めると目の疲れがほぐれる感じがする、唐津湾には丸いお椀を伏せたような高島も見えていた。
「あそこで足の裏を切ったことがある」と友人が虹の松原を指差す、松林を抜けたあたりの浜辺を歩いていると砂に埋もれていた硬い物(何かは不明)でかかとのあたりを切ったのだという、縫うほどまではなかったがしばらく血が止まらず慌てたと20年近く昔のことを話してくれた。
再び鏡山を降りて産直品の店でアオサや干物を買い逆戻りに道を辿って福岡市へ帰った、友人宅に着いたのが午後4時過ぎ、1時間ほどでもう1人の友人もやって来て時間たっぷりの食事会となった、ごちそうさまでした。
自宅に戻ってシャワーを浴び、ふと手を見ると手首から先が薄っすらと焼けていた、帽子をかぶっていたので顔は焼けてはおらずメガネのフレームの跡などついていなかった、午後2時頃からの展望台この焼けようなら、正午あたりに長居すればクッキリだったろう、この時期の紫外線は強烈である。