2017年4月5日水曜日

雨間近の満開


昨年よりも数日遅れで福岡は桜が満開となった、もう3日早ければ花見客は一層多かっただろう。

仕事帰りはいつもの明治通りに沿って東へ進むのではなく少し寄り道し天神中央公園から西中洲へ渡って帰ってきた、スマホで満開の桜を撮っておこうと思ったからだ、その天神中央公園には桜の木がそこそこ多く、満開ともなると平日でも買い物客や昼休みの勤め人などで結構賑わうエリアがある。

そこでスマホを構えてみたが写り込む通行人が多すぎるので断念、すぐ隣の薬院新川沿いの桜並木を撮ってみた、こちらは休日こそ人は多いが、それでも公園側よりは明らかに少ないのだ、この川沿いの通りは今でこそきれいに整備されて明るく歩きやすくなったが、こうなる前はもう少し狭くて薄汚れた感じで暗かったのだ、再整備されてよかったなと思う。

空はいかにも雨が近いのだぞといった感じの隙間のない曇り空、抜けるような青空だと満開の桜も映えるのだが仕方がない。

気温が高いまま推移するらしいので桜の花の寿命はそれほど長くはないかもしれない、しかも雨で風も強そうで、なんと日曜日まで不安定な天気というから今週末の花見は都合が悪そうである。

それなのに甥っ子と同僚は10人ものグループで今度の金曜日は花見の予定を入れたまま取り消そうとしないそうだ、場所取りを誰がするのかはあみだくじで決めるらしいが、そんな雨の日に場所取りなどしなくても競合相手がいるものか・・・と、思う一方で甥っ子のグループ同様に雨などお構いなしの強者が他にも結構いるかもしれないなとも思う。

まあ、風邪を引いたり、酔って大騒ぎなどで他所に迷惑を掛けなければそれでよし。

さて、雨は日付変わる頃から降り出して、午前中にそこそこの雨脚になるという、降っても寒くないのが春の雨、満開の桜の傍のツツジには白い花の蕾がズラリ、桜と入れ替わるように花が咲き始めるのである、早いなと思う。