2017年4月29日土曜日

笑える持論

夕方、つい一昨日初デートをすっぽかされてしまった友人と2人だけの食事会を開いた、とはいえ外食だ、やや暑い日だったが水炊きにした。

個室なので隣の席の見知らぬ客の耳を気にすることもなく、まるで深夜の飲み屋のような話で楽しんできた、そこでSNSやアプリでのプロフィール画像についての友人の持論を聞いて笑った、それは「満面の笑みの自撮り画像を載せている人は、全然笑えるような状態や人ではない」というものだった。

そうなのか? いや、検証したわけではないが、友人の言うこともあり得ないことではないという気がするのだ、mixi当時に愚痴と妬みのドロドロ日記ばかりの某マイミクさんが笑顔眩しい自撮り画像を頻繁に更新するちぐはぐな感じを思い出してしまったからである。

そのギャップが大きかったのである日ついに別のマイミクさんから「そんな笑顔で毎日よく藁人形を打てますね」とコメントを付けられたくらいなのだ。

まあ、私の場合はその1例だけなので友人の持論についてはなんとも言えないが。

友人からもうひとつ、「明らかにピチピチTシャツ姿の太めさんはムッチリ感アピール」、いや、それは持論うんぬんではなく誰が見ても体型のアピールなのではないか、ジムに通っている人にはよくあることだと思う、まさかサイズを間違って買ったTシャツの着用実験の様子ではなかろう。

プロフィール画像ひとつからいろんなものが見えてくる、背景に室内干しの洗濯物がたくさん下がっていたり、CDが散乱していたり、猫の顔半分が写っていたり、微かに手術跡が見えていたり、中には明らかに縦横比が変で顔が横長に変形したりと実に様々。

水炊きの〆は雑炊だった、鍋にご飯を入れ、ふつふつと煮立ったところで溶き卵を回した、少しの醤油と薬味のネギできれいに食べ終わったところで友人が「この店も繋がっている人のプロフィール画像に写っていた店だ」と教えてくれた、鍋を前に笑顔で箸を持つその画像に「どこの店ですか?」と訊いたところ教えてもらったのだという。

なるほど、良い情報の仕入れ方をしたものだと思う。