2017年4月16日日曜日

ガムはくずかごへ

歩いて行くには少し遠い場所まで自転車で出掛け、用事を済ませたら寄り道もせずに帰宅したのだが、自宅も目の前という所で前輪が一周するたびにチリチリと音がするのでタイヤに何か刺さったのかと驚いて確認するとガムだった、吐き捨てられたガムであろう、タイヤにべったりと貼り付いて、そのガムが砂を掴んでいるのでタイヤが一周する度にアスファルトに接触し音が鳴っていたのだ。

ああ、こんなにべったりと・・・。

うっかり靴で踏んでしまい靴底に貼り付いたガムが砂や砂利を掴んで歩く度に変な音がするという経験をしたことがある人はいると思う、それと同じだ。

たかがガムなのだが、ガムに尖った小石がめり込むとタイヤの同じ場所に繰り返し圧がかかってパンクしやすくなるので用心することにこしたことはない、幸い、自宅もすぐだったので残りの距離は押して帰った。

自転車置き場では早速のガム落としだ。

爪楊枝で荒く剥ぎとった後はサラダ油を古い歯ブラシに垂らして貼り付いている残りのガムを擦った、ガムは油に溶けるのであっけなくきれいになった、あとは食器用洗剤と霧吹き、それに別の古い歯ブラシで油落としを繰り返し作業は終了。

もちろん自転車用のオイルでもガムは溶けてくれる、サラダ油を使ったのはガムを溶かし終えたあとに洗剤と水とで油分を洗い流そうとするなら自転車用のオイルよりもサラダ油のほうが簡単に落とせるからである、タイヤに油分を残すとゴムの劣化に繋がる可能性もあるので注意。

かといって洗剤分が残るのは大丈夫なのかどうかはわからないので霧吹きで充分に流すにこしたことはない、その際は水を噴霧するヶ所にボロ切れを当てながら作業をすると余計な所に水が滴ることもない。

この方法を奨励しているわけではないが、同じように「タイヤにガムが・・・」という際のガム落としに使える方法のひとつだと思うので参考までにどうぞ、ただし、毎度のお約束ながらこの方法を実践して何らかの不具合が置きても自己責任ということで。>皆様