休日なので寝坊も怖くない、なんだったら昼近くまで寝てしまえと朝帰り前提で休前日の深夜から某店へ飲みに出かけた、平日なので週末のように混んでなくてゆったり飲めるだろうと店に入ると案の定お客さんは1人で静かだった。
そのお客さんは見たことがない人で私より少し年上のように見えた、既にかなり酔っているようで店に入った私を見る時の目の動きが安定しない。
注文した焼酎の水割りを一口飲んだところで「おじさん、おじさん」と私より年上そうなそのおじさんに声を掛けられた、「僕ね、僕はですね、特技があるんですよ、今マスターにも話したところなんです」と言った、何の特技かと訊けば「僕ね、僕はね、どんなに太くて長いモノでもオエッとならずに咥えることができるんです」と酔っ払いモード全開でいきなりのエロ話だった。
「一番大きかったのは25cmくらいあったんですけどね、ちゃんと根元まで咥えたんですよ」・・・、25cmなど胃カメラじゃあるまいし食道にまで達するではないか、窒息するぞ、まあ、酒のせいで誇張されたサイズなのだろう、大きくても15cmあたりか。
とはいえ、ネットの動画では本当に25cmくらいありそうな黒人さんの動画を見たことはある、同じ人類とは思えないサイズで、あまりに大きすぎるとエッチする相手も何かと大変だろうなというのが率直な感想。
「どうです、凄いでしょう? 凄い特技なんです、だから・・・帰ります、マスター」と特技の話が続くのだろうという予想を裏切って唐突に飲み代を払って帰ってしまった、いきなり過ぎて呆気にとられたが面白い人だった。
その後は閉店時間まで誰も来なかった、なので会話の内容も周りに気を遣うこともなく、普段なら飲み屋ではまず口にしないだろう戦争一歩手前な北朝鮮情勢などについてもマスターと真面目に話をした。
さて、帰宅したのは午前2時半頃、シャワーを浴びて歯を磨いてすぐに寝て、昼近くまで寝ていようと思いつつ布団に入ったのだが目が覚めるとまだ8時前だった、睡眠時間は短かったが疲れはとれていたのでそのまま起きて掃除や洗濯で午前中を潰した。
昼過ぎから近所の散歩に出掛けたのだが、かなり散った桜の傍でツツジが結構咲いていた、ツツジは桜と違い同じ種類と地域であればほぼ一斉に咲き始めるものだと思っている、明後日あたりはどうだろう、もっと花が増えているはず。
ゴールデンウィークの実家町内の花見ツアーはツツジ寺と呼ぶ人もいる佐賀県基山町の大興善寺、福岡都市部よりも気温が低めでツツジも遅めに咲くのだろう、私は参加しないが見頃の時期とうまく重なればいいなと思う。