2017年4月15日土曜日
雷に怯える犬
午後は雷雨となる場所もあるという予報通りに午後4時半頃から雨となった、そして暑い、ムッとする湿度と夏日寸前の気温の高さに半袖Tシャツにトランクス1枚でも汗が滲む、強弱を繰り返すうちに遠くから雷鳴が聞こえ始め、目が眩むような閃光と身が竦むような轟音で一段と雨が強くなったのが午後7時半を過ぎた頃からだった。
レーダーで見ると福岡市の真上に小さいが背の高そうな雨雲がかかっていた。
犬だ、犬が吠えている、キュンキュンと鳴いてもいるので怯えているのだ、雷が怖いのだろう。
雨がひどくてベランダにも出れないのでどこで犬が鳴いているのかを探すのもできないが、屋外ならリードの届く範囲の濡れぬ場所で震えているか、室内なら部屋の中を右往左往しているであろう様が目に浮かぶようだった。
まあ、鳴き声の聞こえ具合からして屋外にいる犬だろうけれど、そして声の高さからそれほど大きな犬ではないと思う。
雷に対しては犬と猫だと明らかに犬のほうが反応が大きい、時には失禁したり気を失うこともあるというではないか、猫だって怖がりはするが犬のようにおろおろと鳴き叫んだりはせずに物陰でじっと息をこらして凌いでいる。
いつのクリスマスだったか、飲み屋で客が連れてきていた小さな犬(犬種は不明)がクラッカーの音に驚いて痙攣を起こした現場にいたことがある、痙攣しつつお漏らしもした、小さいほうではなく大きいほうを。
犬は大きな音に敏感なのだろう。
雷は20分間ほど続き、聞こえていた犬の鳴き声もそれに合わせて治まった、私は外していたコンセントを元に戻した、犬は怖かっただろうが私も雷は大の苦手なのでその気持ちはよくわかる(2016年11月19日のブログ)、もっとも、私の場合は大きな音が怖いのではなく落雷で黒焦げ(!)になったり家電品が壊れたりする(2016年8月29日のブログ)のが怖いのだが。
だが、雷の季節はこれからである、真冬の雷ほどのパワーはないにしろ危険であることに変わりはない。