2016年11月3日木曜日

便利な自動返信

日頃からメールのやりとりはGmailを使っている、ブラウザの標準モードはややもっさりしているが途中で操作を断念するほどではないし、スマホでの利用もいたって快適で大変満足している。

他所にも同じ機能はあると思うがGmailで便利だなと思ううちのひとつにフィルタを適用した上での「自動返信」がある、フィルタ設定で該当したメールに対して予め用意していたメッセージを即座に返信するという機能、私はこの機能を親しい友人らにのみ宛てた「自動返信です、旅行中で返信遅れます、明後日帰ります。」のような返信をすることがある。

まあ、今はもっぱらメールではなくアプリ間のメッセージを利用しているので友人とのメールの機会はめっきり減ったが。

他には、過去に「自動返信です、あなたからのメールは読まずに削除します」という強引ではあるが一種の迷惑メール対策のような刺激的な使い方をしたこともある。

そして今日、仕事で連絡を取り合っている副食材の卸業者などからメールが来た場合に備えて「自動返信です、今日は忙しくて返信できません、明日の午前中に連絡します。」と返信メッセージを用意していた、祭日なのでどこからも連絡など来ないだろうとは思っていたが夜になって覗いてみると2件入っていた。

もちろん、フィルタ設定で業者ばかりを指定しているので他の人からのメールには自動返信しない。

この機能は便利である、ためしてみようかという人は以下の手順で。




まず、この機能を使うには有効設定をしなくてはならない、Gmailの設定から「Labs」へ移動、「返信定型文」の項目を「有効する」をチェックする。




有効にしたなら自動返信で送るメッセージを作成、メールの「作成」をクリックすると新規メッセージの編集ウィンドウが開くので右下にある小さな下向きの三角マークの「その他のオプション」から「返信定形文」→「返信定型文を作成」。




作成する返信定型文に好きなタイトルを付ける、ここでは仮として「自動返信」としている。




定型文編集は普段のメールと同じようにタイトルを付けてメッセージを書く、ここで編集したものは自動で保存される、右上の「☓」でウィンドウを閉じて完了。




あとは自分なりのフィルタを作成し「返信定型文を送信」にチェックを入れて予め用意していた自動返信用のメッセージを指定すれば完了。

ここからは注意書き、こういった操作は設定の誤りがあると自動返信できていなかったり空メールが届いたりする、それ以前にうっかり削除やアーカイブの設定をするとメールが届いたこと自体に気付かないままになるかもしれない。

なので、まずは数日のみ使える無料メールアカウントなどを取得し、そのアドレスとのメールのやりとりで実験をして問題なければ本格利用を開始するようにしたほうが安全だと思う。

そして私はこの機能の利用を推奨しているわけではない、もし、興味があって役に立ちそうな場面が思い浮かぶならばどうぞ、ただし、この機能と、ここに書いてある手順に沿った結果で好ましからぬ事態に至ったとしても、それは全て自己責任ということでよろしく。>皆様